集会でうける小話〜その1

 

 学団集会で何か子どもたちの前で話をしてくれと、担当の先生から頼まれたことがあった。突然のことだったが、「マイ手帳」(いつも内ポケットに入れてある)にこれはと思ったものを以前書き込んでおいた小話があったので、運良くその場をしのぐことができた。
 第4期教育技術の法則化33(明治図書)P106にある永富英雄氏のネタである。

 これが思いの外うけた。それを以下に紹介しよう。
 読み聞かせする感覚で、語るように話すのがコツである。
 機会があったらお試しあれ。


「カタカナ」(井上ひさしの戯曲の一節より部分修正したもの)        

 

 あるところに、カタカナという国がありました。その国の王様<アイウエオウ>は、幼い王子を残して、お亡くなりになりました。

 そこで、意地の悪い大臣<カキクケコウ>は、王子を亡き者にして自分が王位につこうと悪だくみをしました。

 それを聞いた有名な僧、つまりお坊さんで知識の誉れ高い和尚<サシスセソウ>は、王子をある島へ逃がしてやりました。

 その島の名前は・・・・・・(みなさん何だと思う?)

 <タチツテトウ>です。

 <タチツテトウ>には、<ナニヌネノ>という広い野原があり、その<ナニヌネノ>に住んでいる白髪の仙人が、王子に究極のものすごい魔法を教えてくれました。

 その魔法の名前は・・・・・(もう分かったでしょう?)

 <ハヒフヘホウ>です。

 そこで王子は、<ハヒフヘホウ>で<カキクケコウ>をうち破り、<ラリルレロウ>という牢屋に閉じこめました。

 そして王子は、自ら<ワイウエオウ>と名乗って式典をあげました。

 国民は、みんな喜んで、手にラッパを持って景気よくならしました。

 <パピプーペポ><パピプーペポ>・・・・おしまい。

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