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命令形
 日本にいた頃、ポルトガルに赴任するため急ぎ足で40時間集中

レッスンを受けました。ダンナと2人で。

40時間集中レッスンと言っても、2時間ごと20日間なので、天才なら

ともかく凡才鈍才の我々にはレッスンが進んで行くだけでそのスピードで

全てを覚えられるわけではなく、文法をなぞるのみとなりました。

後日こちらの語学学校の先生に40時間で接続法までやったと言ったら

ぶったまげられたことがあります。

そりゃあ、ぶったまげられるかもしれない。

接続法なんて言ったら今だって使う時に「ん?」と考えてから話すくらい

だから。もちろんポルトガル人ならば何も考えずにパッと出るものなので

しょうけどね。

 

 さてこの接続法の現在形は、命令形の丁寧な形と同じです。

動詞がar活用の場合は一人称活用現在の o のところを e に、

er活用の場合は一人称活用のところを a にするのが丁寧な形の

基本です。友達同士ならば、3人称現在の形がそのまま命令形になります。

(ポルトガル語を習っていない人にはピンと来ない話でスミマセン)

以前はこの形、後に書く「podia + 動詞」に比べると不躾というか

「xxxしなさい。」と言う、他人に言うコトバとして考えればキツイ

言い方なのかなと思っていたのですが・・・・。

 

 接続法現在の形は命令形の動詞と同じなので、覚えやすいよと語学

スクール時代の先生が言っていました。日本で習った頃は、命令形は

そんなに早い時期では出て来ず、出て来てもサッと通り過ぎただけ

だったような気がしますが、こちらの語学スクールでは入る早々登場しました。

それもそのはず。使う使う。レストランでもタクシーでも必要なのです。

動詞の一人称現在は基本中の基本ですから、その語尾変化だけで命令形に

なること、使用頻度を考えれば、スクールで早く出て来るのは自然なの

でしょう。丁寧な(voceの形)の命令形は別にfaz favorをつけなくても

使えるし、つければより丁寧になります。気易い(tuの形)の命令形は、

友達どうしなど余程親しくないと使いませんが、faz favorをつけて使う

ことも出来ます。

 

 podiaに動詞原形をつければ、とても丁寧な命令形になります。

例えば、podiaにbeber(飲む)を付けて、Podia beber....で「飲んでください」

になります。原形をくっつけるだけなので、考えなくても済むし楽ちん。

このやり方、丁寧な形だしポルトガル人も勿論皆知っていると思うのですが、

ポルトガルの人たちがコレを使うのを、実は聞いたことがありません。

「間違いではないし、いいしゃべり方だ」って言うのですが、本人達は

使わない。私も最初の頃こそPodia xxxxと言っていましたが、今では全く

話そうと思いません。たぶんポルトガル語ではもの凄く丁寧な、

丁寧過ぎる言い方なのでしょう。

 

 そう言えば、これと同じケースと言えるかどうかは分かりませんが、

友達のイギリス人ジョンが言っていました。

 

「How do you do? ってクリ知ってる?」

「知ってるよ。初対面の挨拶の基本でしょ。」

「ぎゃははははっっっ。そうか〜、そう思ってるのか〜。」

「え、違うの?」

「そんなの、イギリス人は誰も使わないよ。ヘンだよ、ヘン。

 アメリカじゃどうか知らないけどさ。」

「ええっ、じゃあ、何て言うの。」

「まあ、そういう時はHow are you?だよね、普通は。

 How do you do?はさ・・・・。」

 

と言って急に立ち上がり、うやうやしく女王様かなんかに出会った時の

ようなジェスチャーをしました。

 

「こう、ものすごく地位が高い人とかにするものものしい挨拶だね。

 殆ど死語だよ。」

 

こんなポルトガル語