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【迷信エピソード】花嫁衣装
友達のアンゲリーナが、私と知り合って8ヶ月経った6月のある日、
20歳の若さで結婚しました。結婚したと言っても入籍のみで、家族で
お祝いしただけです。
「おめでとう。」
「ありがとう。クリ、結婚式には来てね。」
「呼んでくれるの? 楽しみだわ?、いつ?」
「来年の3月くらい。まだ決めてない。」
「来年の3月? ずいぶん先だね。」
「彼の都合でね、今すぐは式は出来ないの。」
「そっか?。」
その後度々アンゲリーナとごはん食べたりすることがあったのですが、
結婚式のケの字も言いませんでした。私も半ば忘れた頃、アンゲリーナが
電話をかけて来ました。
「ハイ、クリ、元気?」
「元気よ。アンゲリーナも元気? 今日はどうしたの?」
「あのね、クリ、ローマ通りのブライダルショップにウェディングドレス
見に行きたいんだけど、つき合ってくれない?」
「うわ?、私なんかでいいの?」
「お願い、一人じゃ心細いの。」
「うん、いいよ。」
アンゲリーナのダンナさんは、イイ男なのですが結構亭主関白で
な?んもしないタイプであります。入籍の書類も手続きも全て彼女が
やり、彼女の誕生日の時すらテーブルについたまま一切動かなかった
ような人なので、きっと花嫁衣装の相談にも乗ってくれないんだわ?、
可哀想に、と思いました。
時は既に3月。
アンゲリーナが式をすると言っていた当月です。(^^;)
アンゲリーナは根はいい子だと思うのですが、ともかく約束事や
時間にめちゃめちゃルーズ。
彼女と待ち合わせをすると必ず20分以上、酷いときには
1時間以上も待つ、最悪のパターンはドタキャンされる(頻繁)ので、
基本的には3時、でもローマ通りの近くに着いたら携帯に
電話するように頼みました。
4時近くなって、やっと携帯が鳴りました。
それから待ち合わせて、ブライダルショップに向かいました。
ブライダルショップは楽しかったです。
私にはこの先ず?っと縁のないものでしょうし、キレイな若い女の子が
次々とドレスを試着してポーズをしているのを見るのは楽しかった。
「どれにしたらいいかしら。」
「あれとあれが似合ってたよ。今日注文するの?」
「ううん、今日は見るだけなの。」
「式はいつなの?」
「6月にしようかと思って。」
「そっか?、まだ時間あるのね。
ポラロイドカメラ持って来たら良かったね。
そしたら写真撮って、どれがいいか比較出来たのになあ。」
「そっか、そう言う方法もあるのね。」
「そうだよ?。
持って帰ってジョアンパウロ(アンゲリーナのダンナ)にも見て
貰えるじゃない。」
そう言ったら、アンゲリーナはびっくりした顔をしてこう言いました。
「ダメよ。ウェディングドレスはね、
花婿は結婚式の日まで絶対に見ないのよ。」
「ええっっっ。なんで?」
「花婿がドレスを結婚式前に見ると、災いを招くから。」
「えーーっ、日本ではドレスも花婿と一緒に選ぶのに。」
そしたらアンゲリーナは人差し指を振りながらチッチッと言って、
「ここではあり得ないわ。」
と言ったのであります。
「また選ぶ時はつき合ってね。」と言っていたのですが、
4月にアンゲリーナが妊娠していることが分かり、彼女の6月結婚説は
またまた消えてしまったのでした。
「結婚式はやめたの?」
「6月に大きなお腹で式をあげるのは、諦めたわ。」
「じゃあ式はやめちゃったの?」
「ううん、9月に赤ちゃんが生まれたらね、その後にしようと思うの。」
うーむ、ホントかな、アンゲリーナ。
どうか私がここにいるうちに式あげてくれい。
花嫁姿見たいからね。