| HOME | ビバ!幼稚園 | 語学学校に行こう | EH PA!ポルトガルサッカー! |
| ダンナギャラリー | こんなポルトガル語 | ポルトガルのお話 | 暮らし色々 |
| ポルトガルの迷信 | ポルトガル料理レシピ | ここが美味しい!レストラン | わたしのオススメ |
| ポルトガル国内観光 | Link | ポルトガル基本情報 | 自己紹介 |
(--)1月25日 木曜日 結婚記念日
朝、息子を幼稚園に送り出したあと、ダンナと話をしました。
ダンナには前日起きた現象を話してあったのですが、大して気にも
とめていない風でした。むしろ、神経質になった私をうとましく思って
いるようです。
(今思えば、毎日ウィルスウィルスと大騒ぎして他の事に何も考えが
及ばない妻に対してそれも当然の反応かもしれませんが、その当時の私には
全く余裕がありませんでした。)
「今日遅いんだよね。」
「うん。キャンセル出来ないし。」
「そう。」
「明日なんか食べに行く?」
「なんで。」
「結婚記念日だから。」
「明日は結婚記念日じゃないよ。」
大人げないとは分かっていても、イライラしてイヤな言葉が口を
ついて出ます。
「それより、頼むから職場のコンピューターのウィルスチェックしてよ。」
「必要ないよ。」
「必要ないって・・・・あなたが送って来たあの狂牛病のファイルが
ウチのウィルスチェックではねられたんだよ! あれがウィルスかも
しれないじゃないの! ウィルスだよ!」
「あれはウィルスじゃないよ。アナ・リタから貰ったんだから。」
「アナ・リタはウィルスチェックしてあなたにあげたって言うの。」
「そうだと思うよ。」
「確証はあるわけ?」
「ないけど、彼女だって以前ウィルスにやられて用心しているし。」
「じゃあなんで私のところに送られて来たファイルに赤マークが
ついてるのよ!」
「そんなの知らないよ。」
「知らないよって言っても事実ついてるのよ。毎日一緒にいてこれだけ
神経とがらせてるの見てるのに、あんなの送ってくるなんてどういう神経
しているのよ!」
「ジョークで面白いなあって思ったんだよ。」
「何が面白いのよ。面白くもなんともないよ。ジョークになるかならないか、
状況見なさいよ! 大体あなたウィルスチェックしたことあるの?」
「職場のコンピューターにはウィルスバスターついてるよ。」
「じゃあそれでチェックしたことある?」
「自然にチェックされるんじゃない?」
「ウィルスは進化するんだよ。新しいウィルスの情報を入れないと、新しい
ウィルスにやられるんだよ。私の使っている簡易ウィルス検索なら
すぐに落とせるから、ちゃんとウィルスチェックしてよ。あなただけじゃ
なくて、通信相手皆に迷惑がかかるんだよ。」
「そんなのアドレス知らないもん。」
「そこにメモしたわよ。」
「あーもう。」
はー、とため息をつきながらダンナはこう言いました。
「じゃあ俺の手帳に書き写しておいてよ。めんどうくせえなあ。まったく。」
ブチ、と頭の中で自分が切れる音がしました。
何よめんどうくさいって。
なんて無神経なの。
なんでこんなのと暮らしてるんだろう。
なんでこんな・・・・。
「ちゃんと話を聞いてよ! 私は怖いんだよー!
あなたからすれば神経質なパソコン女が暗くなっているだけかも
しれない! でも私は怖いのよ!
めんどうくさいって何よ!
書き写せって何よ!
この1週間一緒にいても何も分かってないじゃない!
なーんにも、なーんにも分かってないよ!
もういいよ!
あなたにはもう何も言わないよ!
もういやだ! もうぜんぶやだ! ぜんぶいやだーー!!」
涙がぼろぼろ、ぼろぼろこぼれてきて、声をわんわんあげて泣きました。
こんな大声をあげて泣いてしまうのはいつ振りだろう・・・・。
朝のこの大喧嘩は外に聞こえていたでしょう。
ダンナはムッとしたように暫くこちらも見ずにじっとしていましたが、
やがて鞄を手に取り出て行きました。
ダンナが出て行って暫くは放心状態のまま、泣きながらぼーっと
その場に座っていました。
リリーン
電話の音が鳴ったので受話器を取るとFAXでした。
スタートボタンを押して受話器を置くと、SさんからFAXが送られて来ました。
それは昨日IBMに頼んだThinkpadのフォーマットの仕方で、
IBMの担当者の手書きのメッセージがついていました。
「WIN95の起動ディスクよりこちらの作業を実行して下さい。
その後CD版用セットアップ起動ディスクを入れ、WIN95のCDを入れ、
コンピューターを起動し、OSの再導入を行って下さい。ドライバーの
導入に関してはマニュアルのほうを参照していただければと思います。
不明な点ございましたら、再度連絡頂きますようよろしくお願い申し
あげます。本日はお問い合わせありがとうございました。」
そしてその下には「FDISKで区画の削除及び再作成を行う方法」
と、3枚ほどの紙がついていました。
一通り目を通し、居間に行ってものすごいプレッシャーとストレスを
感じながらパソコンを開けます。
フロッピーを入れて、電源を入れる。
番号を入力する。
日本語キーボードを選択する。
そこまでは出来ますがFDISKと言うのが何か分かりません。
Windows95の起動ディスクの他に、購入時に作成したディスクがいくつか
あります。もう一度電源を入れ直し、5枚あったそのディスクを
エクスプローラで見て、内容を全部メモしました。
5枚あるディスクは実は重複しており実際には2枚分でした。
FDISKの入っているほうはこっちだ・・・・・。
確認後もう一度電源を落としてWINDOWS95の起動ディスクを入れ、
番号を入力し日本語キーボードを選択。
説明書には
4.画面上にa:\>と表示されたところで・・・・
と書いてあるけれども実際にはCドライブを探しに行って、何も見つからない
と言うメッセージが出ました。
c:\>
げっ、と思いましたが、
以前にdosの画面でやったことがあるうろ覚えの操作をして
a:\>
と表示しました。
FDISKと入力し進みます。
説明書通りの画面が次々と出て来ました。
説明書に書いてある通りひたすら進みましたが、一つ実行する度にとても
緊張しました。こんなの、慣れている人ならなんてことない単純作業なの
かもしれませんが、何せ初めてな上にここは外国。万が一失敗したら
パソコンが使えなくなるかもしれません。
極度の緊張の中手順を進め、
「注意:ドライブCのハードディスクのデータは全てなくなります。
フォーマットしますか(Y/N)?」
と言うところまで来ました。
ええいっ、と言う気持ちでYを押します。
「ディスクの現在のフォーマットを調べています。フォーマットしています。
*******バイト。」と言う文字が画面に現れ、ゆっくりと数字が動いて
行きます。
「フォーマットは完了しました。」
と出たのを確認してWINDOWS95をインストールする準備をしました。
インストール準備をしたのはいいのですが、インストールはうまく行きません
でした。eさんが一緒にいた時に「*****が見つかりません。」と出たあの
メッセージが再び出て来たのです。CドライブやらZドライブやら、いろいろ
ドライブ設定をした末に、もう一度フォーマットしなおしCDからインストール
しようとしました。
3度くらいフォーマットのし直しをしたと思います。
さすがに3回目くらいになれば緊張が少しだけ緩和されました。
全く同じ作業を3回やっているわけですから。
試行錯誤ののち、その*****が見つかりません、のところを何とかクリア
しました。夢中でドライブ指定とかいろいろな操作をしたのでどうやって
クリアしたのかはよく分からないのですがとにかくクリア出来ました。
そしてIBMのノートにはきわめて原始的かつ基礎的なWINDOWS95の画面が、
スクリーンより一回り小さいWINDOWS95の画面が現れました。
早速スキャンディスクをかけてみました。
さすがに何も入っていないのでスキャンディスクはすぐに終わりました。
ただ気になることが。
インストールしたばかりなのに、「破損したファイルの断片を調べています。」
と言うメッセージが出るのです。なぜ?
やっぱりCDそのものがおかしいの??
その日、本来私はダンナと日系ブラジル人のK内さんと食事することに
なっていました。でも、朝あんなことがあったので当然お昼を一緒に
食べようと言う気持ちは失せています。午前中は3回フォーマットの上
3回WINDOWS95をインストールして終わってしまいました。
eさんがWINDOWS98のCD持ってるからインストールさせてくれるって
前に言ってたなあ・・・・と思いeさんに電話したら
「じゃあ今日行きましょうか。4時頃行きますよ。」とのこと。
時計を見ればその時2時半くらい。
ダンナとK内さんはもう食事終わったかな・・・・・。
今朝は興奮状態にあったとはいえ、かなり感情的になってたし・・・・・。
ダンナの携帯に電話したら、ダンナはもう事務所に戻っていました。
「今朝はごめんなさい。ちょっと私普通でなくて・・・・・。 感情的で・・・。」
「いや、こっちこそ。悪かった。」
「K内さんとごはん食べた?」
「うん、お前が来ないのを残念がってたよ。ブラジル旅行の話を
詳しく聞きたかったって。お前の説明のがリアルだかんな。」
「そう・・・・・。」
「あとあのサイト行ってウィルス検索した。」
「え。」
「ウィルスじゃないけど赤いマークが出たんだ。ファイルなんだけど。」
「ウィルスじゃないって?」
「不良って4つ出てる。削除していいものかどうか分からないのでまだ
削除してない。」
「何ての。」
「コマンドフォーマットとか、FILE00006.CHKとか言うのだけど。」
「え。コマンドフォーマットって、私のデスクトップの富士通パソコンで
出たのと同じだ・・・・。」
「そうなの?」
「うん。それNさん(職場のコンピューター担当の人)とかに聞いて
調べて貰ったほうがいいよ。」
電話を切ったと同時に、eさんから携帯に電話が入りました。
「すみません、僕の持っているCD、やっぱり東芝専用だって説明書に
書いてあって、他の機種には勧められないそうなんです。」
「そっか・・・・じゃあダメなんですねー。」
「ダメもとでやってみます?」
「いや、やめておきます。」
「どちらにしろ伺いますよ。今から出ますから4時過ぎに着くと思います。」
「ごめんなさい。お願いします。」
一人でいるのは怖かったし、eさんが来てくれるんならやっぱり見て欲しい。
eさんがやって来ました。
ノートを暫くチェックしたあと、「分かりません」と言うので
「じゃあ富士通のデスクトップのほうを見て貰えますか?」
と息子の遊び部屋に連れて行きます。
「赤マークは削除しちゃダメですか。」
「ぶるぶるぶる。コマンドフォーマットは消してはだめですよ。」
「そうですか・・・・・。」
「なに、ウィルスとはでてないですし。」
画面はいまだ検索中。全検索なので時間がかかっています。
eさんがいる間に息子が戻って来て、息子は格好の遊び相手を見つけたと
ばかりに遊び始めました。eさんは結局6時半頃までいて帰りましたが、
富士通のデスクトップのことは分からないままでした。
この晩、息子と二人だけでいるのは心細かったです。
「付録でもつくろっかー。」
「わーい。」
息子の前に雑誌「幼稚園」を持ってくると息子は目を輝かせます。
幼稚園の付録を作るのは結構大変で、作っている間は少し気が紛れました。
9時くらいまで付録を作って、それから息子を寝かせ、そろそろ全検索は
終わったかと、富士通のデスクトップパソコンの前に行くと検索は終わって
いました。今まで引っかかっていた4つのファイルの他に
C:\EMNIFTY\MAIL\WSOCK32.dll.....
と言うのが二つ赤マーク「不良」で引っかかっていました。
それは、昨日知り合いが私に差し替え用に送ってくれたWSOCK32.dllファイル
2つ!!
びっくりしてすぐに削除しました。
なんでえー。
またなのー。
一体何を信じたらいいのー。(T_T)
![]()
(つづく)