ポルトガル・リスボンの生活 くりの家



メニュー
   
HOME ビバ!幼稚園 語学学校に行こう EH PA!ポルトガルサッカー!
ダンナギャラリー こんなポルトガル語 ポルトガルのお話 暮らし色々
ポルトガルの迷信 ポルトガル料理レシピ ここが美味しい!レストランわたしのオススメ
ポルトガル国内観光 Link ポルトガル基本情報 自己紹介

【日常】 痛〜いイタリア 3





 火曜日。

朝7時半に起き、ホテルの朝食を食べるため食堂へ行きました。

小さなホテルで、朝食の食堂も小さい。朝食はパンとチーズと飲み物です。

食卓に乗った特大ドーナツを見て息子は大喜び。

焼きたてらしきパンはとても美味しく、バターも前日の印象同様美味しく、

オレンジジュースもカプチーノもおいし〜。

パンとチーズと飲み物だけの朝ごはんとはちょっと味気ないかな〜

と言う最初の印象でしたが、すっかり満足して食堂を出たのでした。



 エスクードをリラに換金するため、ホテルのフロントに行きます。

「リラに換えて下さい。」と言ってエスクード紙幣を差し出すと、受付の顔が曇り

「ここでは出来ないから、街の銀行で換金して下さい。レートも悪くないですよ。」

と言います。あれっ、昨日チェックインした時は換金してくれたのに・・・・。

「エスクードはマイナーなんかな。」とダンナがブツブツ言っています。



 さて、銀行を探し、換金した後タクシーでバチカン宮殿へ。

バチカン宮殿は大きく荘厳でした。

宮殿の前には日本人観光ツアーの団体があっち、こっち、

20人くらいの団体が7〜8グループいる上に個人旅行をしている観光客もいっぱい。

バチカンの前にいる人々のうち半数は日本人だったのではないだろうか?

と、思うくらいたくさんの日本人です。さすが観光大国。



 それからタクシーで今度はカラカラ浴場へ移動しました。

世界史で勉強してその名前を覚えていたので行ったのですが・・・・

浴場とは言うものの、古い遺跡で何にもなくてつまらなかったです。

「これ、なあに。」

「昔の、お風呂だよ。」

「おふろー? へんなのー。」

それ以上そこにいても仕方ないのですぐ、コロッセオという昔の闘技場に移動。

これも世界史で覚えがあります。

コロッセオに到着すると昔の闘士の格好をしたイタリア人の男の人たちが

何人かいました。私たちを日本人とみるや

「社長、お元気ですか。」と寄って来ます。おいおい社長かー。

写真を撮ってたら「一緒に撮ろう」と言い出して来ました。

首に剣を突きつけて、パチリ。

チップ取られるだろーとは思ってましたが、

「写真取ったから1人10000リラね。」と言われて

ダンナは「お金ないよ。」と言ってそれでもまあ写真取ったし、

2000リラを渡しました。

アレ、10000リラ払う人いるんだろうな〜。

コロッセオは大きくて素晴らしい遺跡でした。

ここにもいっぱい日本人がいました。

ぐるりとまわっている間に何度も日本人に会うので、不思議な感じ。

ポルトガルって、観光の国だけど日本人少ないんだなあ。



 近くに日本料理屋があるというのでお昼はそこで食べることにしました。

さて、イタリアの日本料理屋はどんな感じかな?

お店は大きくてキレイでした。でも、高〜い。

(握り3個、鉄火巻6個、ひじき、おしんこ、味噌汁で20000リラ)

中は日本人でまあまあ繁盛。ただ話しづらいらしく何となく皆ヒソヒソ話しております。

その気持ちは良く分かる。

私もリスボンの彩に行った時は、知り合いだらけで、話しづらいもんなあ。



 その後後ろ向きにコインを投げ入れるとまたローマに来ることが

出来るというトレビの泉と、ウソをつくと手が抜けなくなる?という真実の口に行きました。

トレビの泉は予想に反してちょっとせこめという印象を受けました。

そして真実の口は・・・・。

到着したらそこには日本人の団体がいて一人一人真実の口に手を突っ込み、

イタリア人のガイドさんが

「はい、もっと痛そうな顔して〜。」

と、日本語で言いながら写真をとるのであります。

写真を撮るためだけの場所らしく、後から後からこれでもかと思うほど

日本人の人々が現れて口に手を入れるのでありました。う〜む・・・・。



 ローマには三越があるので、何か日本のものはないかなあ、

と、思って行きましたがイタリアのブランドものばかりしか置いてなくて残念。

その後余りにも背中と首が痛いので沈んだ顔だったらしく、

ダンナが「薬、買ってみたら?」と言います。

「ママ、だいじょぶー?」

「ごめんねー、暗くて・・・・。 でもエキセドリン飲んだんだけどなあ。」

「こっちの薬、効くかもよ。よし、薬屋に行こう!」

歩道を歩きながら薬屋を探します。あった・・・・。

「寝るポジションが悪くて起きたら首と背中が異常に痛くなった。

 効く薬が欲しい。」

「胃に問題はあるか。」

「全然ない。」

すぐに出して来てくれたその薬。

もうホテルに近かったので一度戻って飲んだのですが、

30分後にはホテルのベッドで痛みはあるものの

寝返りが打てるようになったのであります。

いやあ、効く効く〜。

きっとあんな強力な薬は日本では売ってないぞー。



 ともあれ、かなり楽になりました。たった一日のローマ滞在。

寝ていては勿体ないので買い物に外出。ガイドブックを見てスペイン広場まで歩きます。

スペイン広場はやはり日本の人たちがいっぱい。

手に手にたくさんの紙袋を下げています。

両替所の前には日本人が列をなしております。

ふわあ、ローマって、ホントに日本人に人気なのね。

何か買おうかなあ、と思いつつ散歩しましたがブランド物には

そんなに興味がないのでひたすらウインドウショッピング。

寒くなって来たので、ホテルに戻り、それから近くのピザ屋さんに行きました。



 しつこいけど、イタリアって・・・・食べ物がおいしいー。

前日のもそうだったけどサラダにはロケットと呼ばれる緑の野菜が

入っていて、これがまたゴマの香りがしてとっても美味しいのであります。

ピザも美味しいしサラダも美味しいしカプチーノも美味しいし、

やっぱイタリアの食べ物はとっても美味しいよ〜。(T_T)

しかしやっぱり体調の悪さが災いして、ワインは美味しく飲めず

結局また具合が悪くなって帰ったのでした。家族にはとっても迷惑な話で

申し訳なかったのですが・・・・・。

ただ、強い薬のお陰でその夜は激痛も避けられました。



 翌日水曜日、ダンナは朝一番で重要書類をピックアップに行き、

それから朝9時半にホテルから空港に向かい、チェックインをして、

空港のお店でおみやげをちょっと買いました。

レモンリキュールと、唐辛子を練りこんだパスタなどなど。

そして飛行機に乗ったのであります。

私の首が痛いので、息子は気遣って大人しくしていてくれました。

アリタリア航空の飛行機模型で一人で遊んでおりました。

「イタリアって、いいねー。すごくおもしろかったよ。」

「ホントー? 何がよかった?」

「イタリアのひこうきがすき。」

じゃあ、今が一番楽しいのかな?(^^;)

機内食はハムとスモークサーモンでしたが、息子は嬉々として

パンを食べておりましたです。



 機内アナウンスが流れて、見慣れたオレンジ色の屋根が並ぶリスボンが

見えた時、何だかとってもホッとしました・・・。

リスボンでは、飛行機が実に地上の近くを飛んで行くのですが、

本当に細かいところまでよく見えました。

ああ、あれが闘牛場。

じゃあ我が家はあの辺かなあ。

カンポ・グランデが見えるなあ・・・・。

空港到着は1時半。着いた着いた。

我らがリスボンに帰って来たぞ。

息子が幼稚園に行きたいと騒ぐので、そのまま幼稚園に連れて行きました。

子供たちが息子を見るや息子の名前を呼んで取り囲みます。

「ローマにいってきたんだよ!」と息子は先生に嬉しそうに話しています。

「イタリアのひこうきにのったんだよ!」



 乗ったタクシーでダンナはそのまま職場へ、私は途中でおろして貰いました。

他の国って余り行ったことないけど、近くなんだしたまに行くのもいいなあ、

なんて思いつつ家に戻りました。

薬も効いて首は大分良くなっていました。

たった1日空けただけの家はなんだか乾いた匂いがしました。

ああ、ウチはやっぱり落ち着くなあ。

ちょっとお腹空いたけど、何かあったっけ。

そしてその日のお昼ごはんは出前一丁。

イタリアのパスタも美味しいけど、これもいいよね。

ああ、それにしても美味しかったイタリア。

やっぱり私たちは観光名所より食い気なのね。

折角なのにあんなロボコップ状態で本当に残念だったな。

帰国までにまた行けるかしら。行けるといいけど。



(痛〜いイタリア おわり)
 

 


←前へ暮らしいろいろINDEX|次へ→|