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12/24,
25
クリスマスイブ&クリスマス
こちらのクリスマスは「NATAL」というのですが、10月の終わりくらいから街のあちこちにクリスマスの電飾がほどこされ、11月に
点灯されはじめます。プレゼントやサンタクロース、クリスマス
ツリーなどをかたどったカラフルではありますが、しかしあまり
けばけばしくない、あったかな雰囲気のイルミネーションで、夜は
ひときわ美しいです。行く通り通りによって電飾が違っており、
散歩をしている時など、次はどんな通りかしら、とワクワクします。
通りごとにイルミネーションが違うのとはまた別に、各ビル
ディングもそれぞれいろいろなイルミネーションを施しているので
この時期夜のお出かけはとても楽しみです。
最近では商業色がかなり濃くなりつつあるとのことで、店頭には
クリスマスデコレーショングッズがたくさん並んでおりますが、
やはりここはカトリックの国。おごそかな感じが致します。
さて、ここで私が先生のフランシスカから聞いた、ポルトガルの
クリスマスをご紹介致します。(あくまで一例です)
12/24はクリスマスイブ。イブは家族が一つの家に集まります。
部屋はシナモンとクリスマスの木の香りに満ちて、テーブルの
上には、キャンドル、ナイフ、グラスとガラスのお皿、それに
金色の松ぼっくりがきらめいています。家族がそれぞれ
「クリスマスおめでとう」と言い合います。
バカリャウ料理のゆでポテト、にんじん、ゆで卵と豆を添えた
ものと七面鳥の丸焼きをメインに、宝石のようなドライフルーツを
ちりばめたボーロ・レイと言う名の独特のクリスマスケーキ、
ラバナダスというフレンチトーストに似たお菓子、それにシナモン
風味のフィーリョスという揚げ菓子を家族皆で食べます。
ボーロ・レイには2つ、特別なものが入っています。
ひとつは乾燥したソラマメ、そしてもう一つは小さな、何かを
かたどった金属で出来たものを紙でくるんだレンブランサと
いうもの。前者の入った一切れに当たった人は翌年そのケーキを
買う役目。そして後者の入った一切れに当たった人には幸運が
やってくると言われています。
おじいちゃんや、おばあちゃん今では親になっているその子供
たち、孫たちが皆一緒に集い、食べ、飲み、夜遅くまで語らうの
です。
晩餐が終わると皆立ち上がり、居間に入ります。
そこには大きなクリスマスツリーが飾られています。
電気は消されており、クリスマスツリーの灯りだけが灯って。
夜も深まると小さな子供達はそこに自分の靴を片方だけ置き、それ
ぞれの部屋に戻りサンタクロース(パイナタル)が来るのを待ちます。
深夜0時を過ぎてしまったある時間に、居間のほうから「パイ
ナタルが来たよ!」という知らせにベルがカランコロンと鳴らされ
ます。子供達はその音を聞くや居間に走り、クリスマスツリーの
下に行き、自分の靴のところに積まれているプレゼントを歓声を
あげながら手に取り開くのです。これは年に一度の、子供達に
とっての一大イベント。幸せそうな子供達を見て、家族で和む
ひとときです。そしてまた、プレゼントを用意してきた人たちが
プレゼントを交換します。
24日の深夜、ある者たちは家に残りますが、またある者たちは
ミサに向かいます。
このクリスマスのミサはMISSA DO GALOといいます。
ミサから帰って来たら、夜食をとります。
甘党のポルトガル人らしくホットチョコレートとともに食べ、
そして皆でまた語り合います。
翌日の25日は、とても遅くに起き始めます。
結婚している人は、イブの日にいかなかった配偶者の家に、
そうでない人はまたそのまま、そこでクリスマスを過ごすのです。