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 対レアルマドリッド戦4  


 スタジアムの中は人で溢れかえっていましたが、それでもまだ空いている

座席が目立っている状態でした。この時午後6時半過ぎ。試合開始まであと

1時間15分であります。

ソシオ席の端の3人掛けのところに行き、席を確保してやっと気持ちが

落ち着きました。

「なんでデジカメはダメなんだろう。もしかしてカメラもダメなのかな。」

「ええっ、だってみんなカメラ持ってるじゃない。」

「そうだよねえ・・・。」

緊張が一気にとけて、ふー、と一息ついていると、突然ポルトガル人の

女性が私たちの席の隣りで足を止め、しゃがみこみ、息子の名前を

呼びました。「オーラ!」

そしてサングラスを外します。

うっ、見たことのあるこのキレイな人は誰だ?

一瞬アタマの中で、誰だっけ、誰だっけと必死で考えて

(あっ、イネステイシェイラのママだっ。)

と分かりました。

 

 イネステイシェイラと言うのは息子の同級生の女の子です。

学校創立40周年記念公演の時に、白雪姫をやった可愛い女の子。

そのお母さんは超美人。

「オーラ、元気?」

「オーラ、元気? それにしても親子3人でスポルティングの

 ユニフォームばっちり着てるわね?。スポルティング好きなの?」

「そりゃあもう、狂いまくってますよー。ヴァーモスガニャール!(勝とう)」

そう言うとイネステイシェイラのママはクスクス笑って

「シンシン、ヴァーモスガニャール!」と拳を振り上げました。

「さっきね、入り口の警備に止められちゃって焦っちゃった。」

「どうして。」

「この機械持ってるからダメだって。カメラなんだけど、皆カメラ

 持ってるのに・・・。」

「ん?、そうね?。でもこの試合は特別だからね。持ってくる時は

 隠して持って来ないと・・・。 じゃないとチェックされちゃうわよ。」

おお、やっぱりそういうものなのか。

デジカメだから武器とか思われたわけじゃなかったのかな。(^^;)

それにしては、あの目つき・・・う?ん。

まあどっちにしても、勘弁して貰えたのはとってもラッキーだったのかも。

「ジョゴ(試合)は良く見に来るの?」

「私? 私はぜーんぶ試合見るわよ。TVじゃなくて、実際のゲームね。」

「アルヴァラーデの?」

「ナォンナォン。トードシュ!(全部)」

「えっ?」

「全部よ! ポルトガル全国でやるスポルティングの試合を追いかけて

 ぜ???んぶ、見るの。先週はブラガに行ったわ?。」

「ええっっっ、ぜっ、ぜんぶ?」

「そうよ?、ギマラエンシュでやればギマラエンシュに行くし、

 ファーロでやればファーロにも行くし、どっこでも行くわよ?。」

「ふえー。」

こりゃまたすごいスポルティンギスタだわあ。

 

 イネステイシェイラのママは、すごい美人で知的な感じの人です。

何となくサッカーばしばし応援からはほど遠いイメージだったんだけど、

熱烈スポルティンギスタだったのか?。

知らなかった?。

「この試合のチケット買うの、すんなり買えた?

 ウチの人はね、発売前にチケット売場に到着したけど、一時間半も

 列に並んだの?。」

「ええっ、一時間半!」

「うんー。あなたはすんなり買えたの?」

「私? 私たちはね・・・。」

彼女はニヤリと笑ってこう言いました。

「私たち、年間全部の試合の通しチケット買ってるから。」

 

ひ、ひょえ???。(^^;)

(つづく)


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