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Bolas!
スランプな戦い
息子は風邪をこじらせ、スタジアムにポルト戦を見に行くどころではなくなってしまいました。(その話はまた改めてビバ!幼稚園
で書きます・・・。) 天気の変わりやすいポルトガル、しかも雨期。
そうでなくても自宅絶対安静とのこと。当たり前ですが息子の体
第一。ダンナは並んでやっと購入したそのチケットを、払い戻して
帰って来ました。
「あーっ、今日、勝たないかなあ。」
「ポルトせん、みにいきたかったねえ。」
「ホントだねえ、でも、スパルタック戦だってホントは見に行っちゃ
いけなかったんだよ。ごめんね・・・・気がつかなくて。」
「ダイジョブよー。」
薬を飲んで三日目、熱も出なくなり、息子は既に家の中で元気に
走り回っています。走るなー、と注意しつつ時計を見れば既に
午後3時。外はいい天気でした。
ああ、これなら、見に行けたかも・・・・とフッと悪い考えが頭を
よぎります。いかんいかん。見た目は元気でもまたいつ熱が
出るかもしれない。丈夫だと過信していたのがいけないのだ。
さてこの世紀の大決戦。今回のリーグ開始時からとても楽しみに
していたポルト戦。ダンナも私もポルトは大嫌い。よって息子も
ポルトは大嫌い。絶対に勝って欲しい!
5時半からの試合ですが、もう既に4時半頃から中継が始まり
ました。スタジアムにはたくさんのスポルティンギスタがもう
座っていました。
「ああっ、ちっくしょう、あそこに行きたかったぞ〜。
ああ、ドキドキするなあ、絶対勝てよ〜。」
「スポルティングかつぞー。」
「でもここんとこの試合見てると不安残るよねえ。」
だってボロ負けか、弱小チームに苦戦の2パターンだもんなあ。
くー、辛いところ・・・・。
で、いきなり結果ですが、負けました。1−0で。(T_T)
後半25分、ポルトのペナがデコのシュートし損なったボールをゴー
ルに蹴り入れ、それが決定点。(ペナとかデコとか、変な名前だわ。)
試合そのものはいい勝負だったと言うか、スポルティングの方が押
していたと思います。贔屓目ヌキで。ホームだったし。
絶好のチャンスは何度かありました。
それでも勝てなかったと言うのは、どこか今スポルティングの歯車
が狂っているのだと思います、ああ。
「行かなくて良かったねー。」
「あー、行かなくて良かったって、言いたくなかったねー。」
「スポルティング、よわいねー。」
ホント、スポルティングは弱い。信じられないくらい弱い。それが
普通の状態で弱いのではなくて、ポルトガルでも一流どころの
選手たちを獲得したのに弱いんだもん。今年になって補強した、
ジョアン・ピント、ディマス、パウロ・ベント、サ・ピントはその筆頭。
なぜ弱くなったんだろう〜、スランプってこういうことを言うんだよ
なあ。これでポルトは飛び抜けて1位であります。
くやしいよ〜〜〜。
ダンナはテレビの上に置いているライオンの像が運を奪っているに
違いない、とひっくり返しましたが、そんなの関係ないぞー。
あーあ。
ところで、こちらポルトガルでは、ポルト戦の直後、バルセロナ
対レアルマドリッド戦の中継をしました。
いや、凄かったと言うか酷かったと言うか・・・・日本でも試合は放送
されたそうですが、バルサのスタジアムの観客席全員の憎悪が見事
にフィーゴに向けられていて、フィーゴ気の毒過ぎました。どんな
に精神力が強くても、あれはめげると思う。フィーゴが娘を抱いた
写真が印刷されている大きなお札を掲げる者、「裏切り者」のプラ
カードを持つ者・・・・フィーゴの入場と共に罵声の渦、観客席から
色々な物が一斉に飛んで、危ない危ない。あの時フィーゴ耳塞いで
いたもんね。そして雨が叩きつける中の試合・・・・全体がまるで
映画を見ているようだった。レアル2-0で負け。決定点は同じ
ポルトガル人のシマオン。シマオンが活躍するのは嬉しいけど、
この試合では余りバルセロナは応援したくなかったなあ。
ここに、その試合にバルサのサポーター達が持っていた
プラカードや布に書いたの文句の数々がありますので、
ご紹介しますと:
「フィーゴ、ユダはお前の信奉者だ」
「フィーゴ、かつては王の様だったが、今では奴隷のようだ。」
「フィーゴ、お前の行き着く先は地獄だ」
「ペセタ稼ぎの守銭奴め」
「フィーゴ、バルサのこの哀しみを思い知れ」
「フィーガ」(フィーゴを女性として侮蔑して呼んでいる)
「フィーゴ、お前はポルトガル人ではない。ただの守銭奴だ。」
「お前を必要としていた者全員が今はお前を憎んでいる」
「フィーゴ、お前は母親でも売るだろう」
「フィーゴ、死ね」
「守銭奴、ユダ、裏切り者」
「女房を売るか? いい値で買うぞ!」
かつて自分が活躍し温かく迎えられていたスタジアムでのこの
仕打ちは、想像も出来ないほど辛いんだろうなあ・・・・。 でも選手
生命は短いし、よりいい条件のところに行くと言うのは当たり前と
言えば当たり前なんだけど。フィーゴがあれだけの選手だから
こそ、こんな大騒ぎになってしまったんだよね。
救いは、試合終了直後にバルセロナの選手達が、次々と
フィーゴに声をかけに来たことです。やっぱり、昔の仲間は
フィーゴのこと分かっているんだよね・・・・と、妙にしんみりと
見てしまいました。
さて、そのフィーゴのいる対レアル戦、ヨーロッパチャンピオン
リーグがレアルのホームであったのですが、スポルティング、
哀しみの完敗でありました。前半2点、後半2点入れられて
4-0の負け。いいとこなし。
フィーゴはあの痛々しさから回復しているように見えました。
しかし我々スポルティングの情けないことったら・・・・あー、また
大差で負けちゃったよ、と言う感じです。スポルティングの選手も
余りの差に呆然としていました。翌日の新聞の一面はベンフィカの
プレジデント選挙に喰われて大見出しにもならず、下の方に小さく
写真が載って、解説語は「どん底」。かあー。
そして週末のスポルティング、10月28日、国内リーグ現在ビリ2
の対ベイラ・マール戦ではいつものごとく押してはいたものの、
なかなか得点出来ず、後半30分でペドロ・バルボーザがようやく
押し込んだ1点で勝利を得たのでした。ヒヤヒヤ。
勝てばいいんだけどね。
でも、あのクソ審判、スポルティングにイエローカード7枚も
出したぞ。納得行かないものばっかり。
アイツきっとポルトの回し者だっ!
んでもって、10月30日のアルヴェルカ対ポルト戦。アルヴェルカ
と言えばスポルティングが押していながら点が入らず、殺伐とした
試合になり、とどめに最後の1分で1点入れられて引き分けて
しまった相手なんですけど、ポルトは前半3点の後半3点、なんと
0−6で勝ちました。きいいー、強すぎるっ。
スポルティング、もうダメかも。
もうダメかも・・・・。
でも、応援したい。
どんなに情けなくても負けても、やっぱりスポルティングが大好き
だから。
Que Pena!