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まりのワールドカップ日記

ネットのお友達・まりさんの2002年ワールドカップ観戦日記



6月12日 アルゼンチンを見て、ポルトガルを想う



 前日、韓国より帰国。それで、朝4時起きはツライ。

だって、韓国での行程がバカみたいにハードだったんだもん。

今日の行き先は、宮城スタジアム。スウェーデン対アルゼンチン。

6時前に自宅へ佐久間兄弟が迎えに来る。 二人ともスウェーデン好き。

なんだい、すっかりユニ着込んじゃっているよ。

宮城へは新宿発のスタジアム直通バスを利用。チケットは前売りを購入済み。 往復で12,000円。

車の運転を渋る兄弟が、こっちがいいと選択した。



新宿京王プラザから7時きっかりにバスは出発。

私は、本当にもう乗り物には乗りたくない気分だった。

とくにバス! 韓国で散々乗ったし、飛行機で身体に負荷がかかったし、なんだかしんどい気分。

しかもこのバス、ひどい〜。狭い〜。

韓国のバスは立派だったぞー。でもって料金は約十分の一だぞー。

しかし、しょうがない。まずは、そこに行かなきゃ試合は見れない。

日本の環境や経済状況を恨もうなんて、思ってもいないが、ちょっと言いたくなる。

「やっぱ、車にすればよかったー」 by兄弟。ほらねー、言い出すと思った。

途中2か所の休憩をはさんで、スタジアム着。

普段から、あまり評判のよろしくない宮城スタジアム。

一番驚いたのは、スタジアム に着かないとスタジアムが見えないことだ。

普通、遠景が拝めるでしょ?

山の上なのか、樹木に囲まれているのか、たまたまそういう作りなのか、わからない 。

ともかく「着きました〜」で、ドドーン! なのだ。

この日は寒い。予報では、気温は23度。体感温度はもっと低いかもしれない。

長袖を着てきてよかった。



 スウェーデン対アルゼンチン、試合開始。

すごいすごい、アルゼンチン、いきなり飛ばしている。果敢にゴールを狙うが得点に は結びつかない。

スウェーデンは防戦一方で来るだろうとの予想どおり。なのか?

なんだか圧倒されっぱなしで手も足も出ないのと違う? それだけ、アルゼンチンは本気だ。

あったりめーよねぇ。今日勝たないと、予選敗退 なんだから。

スウェーデンは肝心のリュングベリとP・アンデションがいないとアップ時から兄弟 が騒いでいるから、

状況不利なのはわかる。でもねぇ、それにしても…、守り勝ち狙 いは危険よ、スウェーデン。

バティって見るの初めてかな? どこかで見たことあったかな?

とワケのわからぬこと を考えていたら、誰かが退場になった。

「金髪のロン毛」と兄弟。 つーことはカニーヒア? 佐久間弟が見たかった、と残念がる。



 ハーフタイム。 試合は面白いが、寒い。長袖でも寒い。 ビールなんて飲みたくもない。

新宿からのバスで一緒だったお姉さん、シースルーの上下にミュール&素足は可哀想 だった。

あの人、凍えていないかなぁ。そんなことが頭をよぎるくらいの寒さだ。

iモードで、同時進行のイングランド対ナイジェリアの状況を探るが、ちっとも繋が らない。

兄弟がトイレで情報を仕入れてきた。0-0とのこと。 え、ということは…。

勝ち点計算をしていると、ポルトガルのことばかり考えてしまう。

今の、この試合も大切だが、どうして、帰ってきてしまったのか、ものすごく後悔 している。

日程を決める前は、こんなことは予想もしなかった。

ポルトガルは最初 の2試合を余裕で勝つだろう、くらいの気持ちでいたのが間違いだった。

韓国戦がこんなに大切な試合になるなんて。

今のアルゼンチンの闘いを見ていると、 なんだかツライ。

それに、恋人じゃないんだから「苦しいときにそばにいてあげられない」自我に酔 っても意味ない。

わかっていて、バカみたいに悔やんでしてしまうから、バカだ! 後半開始。アルゼンチンは攻め手を

緩めないが、スウェーデンも流れを掴みかけそ うな雰囲気。

あ゛ー、スウェーデンのFKだ。

「こんなのがポンって入ったりするんだよなー。こういうとき」と兄弟のどっちか が言うな否や、

入ってしまった。8番・スヴェンソンだ。

「うきゃ、スウェーデンには行ってほしい。だけどアルゼンチンが落ちるのも嫌」 どーすんのよ!?

答えは簡単だった。ナイジェリアが勝てばいい。 まさに、死のF組だ。

佐久間兄弟の弟は「オールド・トラッフォード」という店名のスポーツ・バーをや っているくらいだから、

イングランドが落ちるのも困る。 目が話せない展開が続く。 時間との勝負だ。

しかしねー、この席、最悪! オーロラが見えないのですよ。 カテ2よ、カテ2! 

屋根が邪魔してオーロラ見えないとは何事!? そんなんでいいの!?

おそらく、このスタジアムには二度と来ないと思うわ。 ひどい作りだ。

ピッチの上の死闘は、残り時間5分を切った。

おおっ! PKだ!! アルゼンチン、PKを獲得したの!? なんと、私が嫌いなオルテガが得たらしい。

ま、そんなことはどうでも。ここはキ チンと決めて、引き分けでしょう。

ところが、蹴るのもオルテガ。

うぎゃあ、GKにはじかれちゃったよ。けれど、これ を見逃さないのがクレスポ。

きっちりゴールに押し込み、見事、同点に追いつく。

隣の兄弟も、もうこうなったらどーにでもなれ、とめちゃくちゃだ。

やはり、アルゼンチンには落ちて欲しくないのだ。が、イングランドも困る。

もちろんスウェーデンも。 結局、試合は引き分けのまま、終了。

アルゼンチンの選手がピッチにへたり込む。うなだれる。見たくない。

さぁ、帰ろう。 高速バスは6時にスタジアムを出発した。

最後部座席で隣り合わせたカップルと今日の試合の話をする。

チケットホルダーはサンフレッチェ広島だ。広島から全国各地へ、W杯行脚だそう。

「さすがに今日の試合は疲れましたね」とお互いをねぎらう。

その脇で「やっぱ、車にすればよかったー」と兄弟。

おいっ、新宿を出発したときから、何度、その台詞言ったか〜!? ボケ〜〜〜!?  






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