ポルトガル・リスボンの生活 くりの家
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ネットのお友達・まりさんの2002年ワールドカップ観戦日記
6月5日 めぐり逢えたら・・・BOMB!!
成田で朝の7時にチェックイン。アシアナ航空でソウルへ。
W杯目的の乗客は、この中に何人いるのだろう?と思うくらい静か。
ソウル・仁川(インチョン)空港到着。
昨年3月に開港したばかりの空港は綺麗、快適。
以前寄ったことのある金浦空港のようにキムチの匂いはしない。
しかし、市内までのシャトルバス乗り場がわかりづらい。バス停にはハングル表示のみ。
ちょっとひどかない!? 確かに、確実な情報を仕入れず、呑気な私も悪い。が…。
日本は漢字の下に必ず英文字あるぞー!!? 駅も高速の看板も地下鉄もー!
宿泊先のロイヤルホテルまでの行き方を聞くと、インフォメーションの女性、
通りすがりの人、バス乗り場の人まで皆違うことを言う。
おいおい、イタリア人じゃないんだからさ…。(困惑)
結局、キャビンアテンダント風のカップルに声をかけると、時間をかけて調べてくれ、
ちゃんと乗り場まで案内してくれた。
そしてチケットまで買ってくれる優しさ。
職業意識なのか。
「カムサハムニダ〜」。
荷物をピックアップしてバスに乗り、発車するまで約1時間。はああ…。
バスが市内に向け走り出すと、ここでW杯が行なわれていることが実感できる。
あちこちに各国のフラッグ、FIFAの垂れ幕、サッカーボールのディスプレイ、選手の顔。
ホテル・チェックイン。
「あとで友達が来るから」と伝えて、街をブラつく。
明洞(ミョンドン)は渋谷のセンター街に歌舞伎町を足して、アメ横までくっつけちゃった感じ。
迷子になりそうだ。
ホテルに戻り、ロビィでシティマップなどを漁る。
すると「W杯インフォメーションデスク」に可愛い女の子がにこにこしている。
可愛いけど残念だ…。ひと目で整形だとわかる。韓国の技術はひどいの〜。
ポルトガル対アメリカが行なわれる水原(スウォン)までの行き方を聞くと、
バスより電車が断然便利という。ガイドブックと違うなぁ。(疑惑の視線)
すると今度は、支配人らしきおいちゃんが…。やはり同じ方法を勧める。
どうやらこの人、ホテル勤続20数年のマネージャークラスらしい。日本語が上手い!
しかも日本に対して非常に柔軟な態度を見せる。
今回の開催が意義あるものとなればいいとおっしゃる。
意外な発言に驚いてしまった、私…。なぜか住所を交換してしまう…。
「クリスマスカードを送ります」と言われたから。
ひらりん(友達)が来る。
私より一つ遅い便にしては到着が遅れた。どうもバスが発車しなかったらしい。
バスに乗り込んで発車まで30分近くかかったと言う。
お金支払っているから降りるに降りれないしね。災難でした。
部屋で一息入れ、一路、スウォンへ。
そう、今日はなんてたって試合当日なのだ。あんまり呑気にしていられない。
スウォンへは電車で正解!(疑ってゴメン)
途中、間違えて予定より時間はかかったが、100円くらいの運賃で到着。安い。
韓国では交通費が安くて助かる。
市内地下鉄はほとんど60円、タクシーも初乗り約160円。
そうそう、乗り換えのホームで、自動販売機の前で何か飲もうとまったりしていると、
後ろから声をかけられた。「何か飲みたいものありますか?」と韓国男子二人。
一人は日本語が達者。
「韓国らしいもの」というと、豆乳とココナッツミルクの混ざりもののような飲み物を勧めてくれた。
(味はまあまあ)
聞けば、日本留学経験有り。三軒茶屋に住んでいたそう。
私の家の2つ先の駅だというと、すごく懐かしがってくれた。
あんなに嬉しい顔をされると、こっちまで嬉しくなってくる。
しかし、日本語ができない男子のほうが可愛かったなぁ。(^^;)
喋りたいけど喋れない、もどかしさ〜。
スウォン・到着。
シャトルバスに長蛇の列。選手のアップはぜひ見たいから、タクシーにすることに。
混雑にかなりテンパっている案内のおばちゃんと日本語VS韓国語でやりとり。
ひらりんが「なんか通じていますよ、おお恐っ」と爆笑。
ホントホント。恐い…。
タクシーの運転手、交通規制を知らず道を間違える。でもシカトしている。
お詫びなんて知らないんだろうなぁ。
おかげで選手のアップに間に合わなかった!
でも、はじめてのポルトガル代表に会える喜びのほうが勝っているから良いわ。
スタジアム入口からゲートまでの間に、ポルトガルサポや韓国人グループなどと写真を撮りつつ、
足は急いでいる。
さぁ、国歌斉唱。
くりさんのところでプリントしてきた用紙が見当たらない。
一緒に唄おうと思ってカタカナ表記の国歌を用意してきたのにぃ〜!?
しょうがないから適当に歌詞をつくったり、ラララ〜で誤魔化す。
試合開始・・・・・。ひいい・・・・・。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
席はゴール裏、3列目だ。サッカー専用スタジアムで言うことないほど素晴らしい!!
でも試合は前すぎて、グラウンドレベルで見づらい。(T。T)
が、臨場感抜群。良しとしよう。
ポルトガルTSTチケットのせいか、周囲に日本人が多い。
ポルトガルサポも思ったより来ている。嬉しい。
あっちのゴールマウスでアメリカに先制されてから、選手に「まさか!」の焦り。
オーロラに映し出されるバイーアとコウトが一番動揺しているようだ。
それが後ろから前へと波動のように選手へ伝わる。
そして客席にまで、その緊張感は走る。
たった1点だよ、まだ大丈夫じゃん!
コーナーを蹴りに来たフィーゴに余裕がないっ! あらら。
しかも、皆、嫌な汗をかいているように見える。
湿度が高いもんねぇ…。
最後までポルトガルらしさを見ることなく、試合は終わった。
ルイのあんなに元気のない姿もはじめて見た…。
後半開始早々、ヌーノとカプーショがアップを開始したとき「3点くらい、返せる」と
思っていた私も途中、沈んだ。
ピンチを招いたり、仲間がミスするたび、カプーショが口をあんぐり…。
開けっ放し。
なんてたってこれがおかしい!!
ゲームはピンチなのに何故か笑える。いかんいかん…。
ヌーノは頭抱えたり、血が出るくらい唇を噛んでいるのに、何故にあなたは…???
も一つ余談。二人はアップをする場所がないので、最初ゴールマウスの後ろ付近でしていた。
エンドラインと看板まで1メートルあるかないかのすき間でだ。
するとバイーアが気になるのかな、チラチラと。
「な、何してるの??」というような顔。
(-"-)こんな顔。
しばらくしてトレーナー登場。
「こっちで…」と看板の後ろへ二人を誘導。
今度は二人が(-"-)。
「ここじゃ滑るよ」「危ないよ」「無理無理、ほら!?」と言っているみたいだ。
カプーショが下を確認して、大人しくアップ開始。
これはスタジアムの課題だ。
専用だからこそ、アップ場所も考えてほしいねー。
スタジアムからの帰り道。
シャトルバスへ群がる人々に嫌気がさして、歩き始める。
結局、運営に対するツメの甘さはここだ。
雰囲気づくりは完璧といっていいほどなのに。
シャトルバス、または帰り道の誘導が悪い。ゆえに混乱し、喧嘩になる。怪我人もでる。
バスはバスできちんと停留所に止まらず、適当なところで人を乗せ始めるから、さらに状況は悪化。
誘導係と運転手が喧嘩、乗り込む人達が喧嘩。
あ〜、賑やかだこと…。
そして、バスの車体にはハングル文字だけ。どこ行きかさっぱりわからない。
おびただしい台数のバスがいるのに。
私たちは歩きはじめて空腹に気づく。だんだん人の気配が少なくなる。
早くタクシー来ないかなぁ。
と、その瞬間、花火があがる! うわぁ〜、綺麗!!
でも帰るのが先。
途中、日本人の男の子が私たちをタクシーで拾ってくれ助かった。
で、彼らとともにスウォンの食堂へ。
冷麺、おでん、トッポキ(韓国もち)と魚のすり身辛味噌炒め、ひと口大のニラ餃子など、
お店お奨めをオーダー。冷麺はスープがちょっと甘かったかな。
でもはじめての韓国の味。
すごく満足だ。
ここで彼ら曰く「昨日、ミョンドンでコンセイソン見かけたんですよ。一人でしたけど」
「え゛!?」。
試合前日なのにウソ臭い。
でも、昼間だったし、絶対にそうだと言い張る。そっか…、
けっこう選手はフラフラしているのかもね…。
明日テグでデンマーク対セネガルを見て帰るという彼らとは名残惜しく駅でサヨナラだ。
別れ際写真を撮って、メルアドを教わる。時間がなくバタバタと別れてしまったが、いい子達だった。
ソウル市内着。
ホテルまで歩いて帰る途中、屋台を見つける。
ここでビールを1本飲んで帰ることに。
お兄ちゃんに「ビールある?」と聞くとウロウロしたあと「あるある」と言う。
私たちに席をすすめた後、お兄ちゃんダッシュした。
なんとビールを買ってきたのだ。
周囲のOLさん、サラリーマン達は皆、焼酎を飲んでいるものねぇ。
キレイなカッコして庶民的な屋台で飲む。ちょっと前の新橋みたいだ。
おつまみのタコが美味美味。ちゃんとボイルしてあり安全だ。(^^;)
でも、2人で約1500円は高い。スウォンでは食べるだけ食べて4人で約1200円よ。
少々ぼられるのは覚悟していたが、それでもこの金額か。
物価高な日本に帰りたくなくなるかもね。
深夜2時すぎ、ホテル着。試合のことは忘れよう。
テレビもつけず、爆睡…。
長い一日だった。
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