| HOME | ビバ!幼稚園 | 語学学校に行こう | EH PA!ポルトガルサッカー! |
| ダンナギャラリー | こんなポルトガル語 | ポルトガルのお話 | 暮らし色々 |
| ポルトガルの迷信 | ポルトガル料理レシピ | ここが美味しい!レストラン | わたしのオススメ |
| ポルトガル国内観光 | Link | ポルトガル基本情報 | 自己紹介 |
ポルトガル探しの旅21 星5つブラガンサのポウザーダ
ブラガンサは小さくまとまった、田舎でもなく都会でもない街でした。ポウザーダを探す途中でダンナが
「おっ、ポルトガルの地図のバスタオル!」と言います。
「ちょっと?、よそ見しないでよ?、あぶないなあ。」
「今のバスタオル売っていたお店、後で行こう。」
暫く街を車でうろうろしていたら、ポウザーダの表示が出て来ました。
表示通りに進み、ポウザーダに到着。
「ここかあ?、なんか、今までと比べてパッとしない感じがしない?」
とダンナが言うのですが、外観は綺麗でいい感じです。
中に入って受付に行くと、受付のお兄さんが息子を見て
「よく来たね?、こんにちは。」と言うのを皮切りに話しかけ始めました。
「どこから来たの。」
「リジュボア」(リスボン)
「お?、遠くから良く来たね。ブラガンサは初めてかい?」
「うん。」
「フットボールが好きなんだね。」
「うん、スポルティングが好き!」
「そうかそうか、それにしても良く焼けてるね。泳げる?」
「うん、こーのくらい、このくらい泳げるんだよ。」
「すごいね。ここはね、プールがあるからね。後で入りなよ。」
他にも2人受付の人がいたのですが、ニコニコとして見ています。
受付は清潔な感じ。
今までのポウザーダよりも、空間が広くゆとりがあります。
ポーターの男の子がバッグを持ってくれて、エレベーターに
入るとエレベーターもきれいで、しかも広い!
エレベーターの前の広間に置いてある景色模様のじゅうたんはほのぼのした感じで、可愛らしい。
「コレ、欲しいねえ。」
「高そうだなあ。」
それから部屋に案内され、入ってびっくりしました。
まず、ドアから部屋に行くまでの空間が広く、部屋も大きく
とっても清潔。花の名前は知りませんが美しい一輪挿しがあり、
バスケットにはさまざまな果物が盛られ、お菓子が用意して
あり、何と瓶入りの水が1リットル置いてあります。
(こんなの、ポルトガルでは初めて見ました・・・。)
テラスは広く、お城も含めてオレンジの屋根が立ち並ぶ
ブラガンサの街が一望できる上に、下にはポウザーダの
青いプールがあり、眺めがとてもいいです。
丸い大きなプールと、たぶん赤ちゃん用の四角い小さな
プールがあって、既に何人か泳いでいました。
息子は俄然張り切り、「プールに行くう?。」と叫び
始めました。
ダンナと息子がテラスで眺めを見ている間に、私はトイレに
行ったのですが、バストイレがまた広い! 洗面台も大きく、
しかもトイレとバスがちゃんと半透明のガラスのドアで
区切られています。
後からお風呂に入った時に分かったのですが、この
ポウザーダは、車椅子の人や老人にも快適なように作られて
いたのでした。お風呂の脇には起きあがりやすいように
手すりがついています。そう考えると、あの、とても広い
余裕のあるエレベーターも納得が行きます。
「いい景色だねえー。街も適度に近いし・・・。」
「私、ブラガンサ好きだわ?。」
「まるっきり田舎だとちょっと寂しいもんなあ。」
それから、宿の中を探検することにしました。
ポウザーダの中を探検したあと、フロントに鍵を置いて街に行く
ことにしました。フロントでは相変わらず感じのいいお兄さんが
息子に声をかけてくれます。
「プールに行きたいなあ。」と息子がブツブツつぶやいていましたが、
一日運転して疲れているダンナは「今日はダメ。」と言い放ち、
「最初は買い物だー。」と言って、車を出し、すぐ近くにある
ブラガンサの街に行くことにしました。
目指すはポルトガルのタオルの置いてあった、あの布屋さんです。
方向音痴のダンナは(ちなみに私も方向音痴)さんざ迷ったあげく、
なんとか先ほどのタオル屋さんへ。
タオルは思ったよりも安く、大判一枚2500esc.でした。
そこで3枚購入し、ブラガンサの商店街をぶらつくことにしました。
ポウザーダに飾ってあった、牛が2頭、荷車を引っ張っている
置物が欲しかったのですが、なかなか見つかりません。
と言うか、観光観光していないのか、おみやげ物屋さん自体が
見つからないのです。
「しくしく、おみやげ物屋がない。」
「ああ、でもあのお城のそばならあるだろー。
お城行ってみるか。」
Casteloの表示を見ながら車で移動。
細い道を登って、なんとかお城に到着しました。
「お城なあー、みんな似てるなあ。」
「でも、ここは街の中にある分、私は好きだなあ。」
お城の近くに、果たしておみやげ物屋さんはありました。
たったの1軒だったのですが・・・・。
お店の外に置かれているカゴはどこでも見かける何の変哲も
ないもの。(でもたぶんポルトガルの特産だと思う。)
中は狭い、ちいさいお店でしたが、しかし、
一面に飾られている陶器は、安いっっ。
安くて可愛い陶器ばかりです。
一番先に目についたのは、大きな陶器の茶色の壺。
縄のようなものでぐるりと縛ってあって、縄の先には壺の
ミニチュアがついています。
「コレ大きいけど、欲しいー。」
「コレいいよなー。でも何に使うの。」
「日本に帰ったら、居間のゴミ箱にする。」
「買えば?」
「値段いくらなんだろう。」
聞けば値段は3000esc.でした。安いっっっ。
「買うー。あれっ、でも底に穴があいてるよ。」
「穴あいていたら使えないじゃないか。」
店のおじさん(無愛想)に何で穴があいているのか、と聞くと
これは、木や花を植えた時に水をあげて、下から水を逃がす
穴だよと答えました。納得。
「買う。小さな穴だし大丈夫。」
もう一つ、変な陶器を発見。
やはり先ほどと同じ濃い茶色。
水差しみたいなのですが、二つ口がついていて、片方の口は
ちょっと広めでもう一つは狭い。
「これは何を入れるものですか。」と聞くと
「何でもいい。水でもワインでも。まあワインかな、
こっちの広いほうから入れて、小さいほうに直接口をつけて
飲むんだよ。」
「おーー、面白いー。」
買うことにしました。
それから30分以上もそこにいたでしょうか。
買う気持ちで来ているから棚を見つめるのは楽しかった。
「あっ、ワインの瓶用のエプロンが売ってる。
買おうかなあ。」
「おまえ、趣味悪いな。」
「なんでー、前にシネス岬に行ったレストランでコレ見た
時、あなたも可愛いって言ってたじゃないの。」
「いや、気が変わった。こんなのするの格好悪い。
大体エプロンしたらラベルが見えないだろ。」
買うのを断固として反対されて断念・・・・。
無愛想なおじさんは、次から次にカウンターに品物を置いて
いくのをちょっとびっくりしたように見ながら、面倒臭そうに
それでも一つ一つ丁寧に包んで行きます。
「買えば買うほどイヤそうだねえ。」
「包むのがかったるいのかな。」
全部包み終わった後、箱がいるなと独り言を言い、おじさんは
裏から段ボールを引っぱり出して来ました。
その段ボールにはケースマークがついていました。
ケースマークと言うのは、輸出入する時に段ボールに貼る、
もしくは印刷するマークのことです。
見れば、バルセロスに宛てた荷物の段ボールで、出荷地は・・・・
なに???、チャイナ????
「げっ、ここで買ったのはもしかして中国製なんかな。」
と私が顔を曇らせると、
「いやいや、そうとは限らないよ。
違うヤツが中国製かもしれないし、全然関係ない段ボールかも
しれないし・・・・。
万が一中国製だって、いいじゃん。デザイン気に入ったんだし、
安い買い物が出来たんだから。」
「それもそうだねー。」
無愛想なおじさんは四苦八苦しながら陶器を箱に詰めます。
近所の高校生くらいの男の子が2人で、そう入れるよりはこう
入れたほうがいいと、いろいろアドバイスしながら、なんとか
陶器は全部箱に収まりました。
「ありがとう。品物見るの楽しかったです。」と言うと
少し顔をほころばせて
「ありがとう、ありがとう。良い旅をね。」と最後に言ってくれました。
ブラガンサで購入したタオルと陶器
手前はヴィラ・レアルにてGETの黒い焼き物
(今見ると明らかに衝動買い)
(つづく)