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ポルトガル探しの旅20 ヴィラ・レアル
8月7日朝、月曜日。この日の朝は特別早起き。
9時出発を目指して、支度するためです。
なんたって今日行く先はブラガンサ。
今までと違って一気に長距離運転するのです。
ブラガンサまで450kmくらい。
最初は私も運転する積もりでしたが、やっぱりここんとこ
ず〜〜〜っと運転していないのでいささか不安。
(ダンナの運転はヘタクソだけど、私の運転はもっとヘタ。)
結局ブラガンサまでダンナに運転して貰うことになりました。
(ごめんよ〜。)
今回は大きなクーラーボックスを持って行きます。
前日から凍らせておいた水を2リットルと麦茶を1リットル。
凍らせて置いた缶のアイスティーとジュースが5本ずつ。
それに、冷たくして置いた水の小瓶と、コーラとジュースを
少しずつ、クーラーボックスに詰め込みます。
よしよし、準備万端。
全部持ったよな、これで。
今回もディスクマンを持って出かけました。
前回はポルトガルのグループ「GNR」のアルバム2枚と、
ダ・パンプのニューアルバム1枚を持っただけで、
丸2日間車に乗っている間中同じ曲を繰り返し聴き続けた
と言うこともあり今回はいろいろ古いアルバムも取り揃えて
20枚くらい搭載。
しかーし。
「おいっ、何でカーステ鳴らないの?」
「えー? どれ貸してー。」
キーカードを差し込んでもラジオが鳴りません。
こちらは泥棒対策のため、カーステレオそれ自体が取り外せたり、
盗難防止のアラームがついていたり、盗まれても使われないよう
カード形式になっていたりしますが、我が家のはカード形式です。
カードを入れたら今まで自動的にラジオが鳴っていたのが
鳴らないー。
「磁気がいかれたのかなあ。スペアカード持ってくるね。」
部屋に戻ってスペアカードを取り、再びトライしますが
鳴らない。
「どうしよう。この近くにこのカーステの販売店があるから
行ってみようか。平日だから営業してるよ。」とダンナは言い、
我が家から実に歩いて1分もかからないその販売店の前に車を
止めました。ダンナが降りて、店頭の女性に状況を説明してる間
(もしや)と思ってカードを差し入れてカーステを操作してみたら・・・。
「かかったよぉー!」
私がそう叫ぶと、ダンナは「えっ。」とびっくりした顔で戻って
来ました。
「直ったの? どうやって?」
「カーステの『ON』のところを押さなきゃ、電源入らないじゃん〜。」
「ええっ、そんなものあったのか!?」←マジで驚いてる
う〜ん、2年半目の発見・・・・。(^^;)
そんなこんなで30分も時間を喰ってしまいましたが、何とか
9時半に出発しました。
リスボンを離れて少し経った頃、
「ああっ。」
私はある事を思い出しました。
前日の夜、旅行に持って行こうとMeloa(丸いメロン)を切っている時に
ダンナが「お、メロアだ。喰いて〜。」と手を延ばしたのをピシャンと
叩き、「明日持って行くんだから、我慢してよー。」と言ったのです。
その、メロアをクーラーボックスに入れるのを忘れた・・・・。
と、言う話を告白したら、ダンナは目に見えて落胆していました。(^^;)
CDを次々に交換しつつ、ポルトの手前で12時ちょっと前。
「どうする? ポルト寄ってく? お昼で。」
「いや、ここで休むと疲れるから、限りなくブラガンサに
近いところまで一気に行ってお昼食べよう。」
「じゃあー、Vila Realまで一気に行こう。」
田舎ぽい風景はこの旅の間にさんざん見たのですが、Vila Realに
行く途中の山はところどころ裸で、また違った趣がありました。
「アマランテのポウザーダのレストランがグルメブックに
載ってるよ。豚肉と栗の煮物が最高、だって。」
「いや、Vila Realまで行く。ポウザーダは、違うところだけど
どうせ今晩泊まるんだし。普通のレストランに行こう。」
Vila Realに到着しました。
道路沿いに、黒い、鉄で出来ているらしい置物をいっぱい飾って
ある路上土産物屋さんが4軒くらいあり、ちらりと見えたブタの
置物が可愛いので、食べた後で行こう、と言うことになりました。
レストランが2軒見えたので駐車して、中に入ったのが1時半過ぎ。
私はバカリャウのシェフ風、ダンナは頼もうとしたスズキが
なかったのでメニューを見つめて迷っています。
自分がバカリャウでなければ頼もうと思っていたのがサーモン焼き。
「サーモン焼きにしたら。」と言う私の薦めに従い注文しました。。
息子は「あれっ、このレストランはベンフィキスタだ。」と
言います。見れば、レストランの壁にはベンフィカマークの賞状
らしきものが・・・・。
最初は素っ気ないかな、と思われたレストランのお姉さんたちは、
少し店が空いて来たら、だんだん笑顔も見え始めました。
私が頼んだバカリャウのシェフ風は、びっくりするほど美味しかった。
チーズとトマトをバカリャウに乗せて焼いてあるのですが、
バカリャウをとっても美味しいと思って食べたのは初めてでした。
(実はもともとタラがそんなに好きではないので、普段からバカリャウ
料理は有名なもの以外は避けていたのであります。)
引き替えダンナにお勧めしたサーモン焼きは、焼きすぎで端が
黒こげ・・・。 (もっ、申し訳ないー。)
「デザート何にすんの。」
「私はパイナップル。あなたは?」
「オレは、当然、メロアだー!」
ううっ、クーラーボックスに入れて来なかった恨みがまだ・・・・。
しかし、可哀想なことにその店にはメロアはありませんでした。
こちらではメロンは大きく分けて2種類あり、ラグビーボールみたいな
形のメラオンと、丸い形のメロアがあります。何となく我々のイメージ
ではメラオンよりもメロアのほうが甘くて美味しいです。
「メラオンしか、ありません。」店員さんはそう言います。
そして、頼んだメラオンは今ひとつだったらしい。(^^;)
気の毒なダンナ・・・・・。
(この、メロアの呪いは旅の間中続く・・・・。)
会計を済ませ外に出ます。相変わらずすごい熱気。
さきほど、黒い鉄器をたくさん売っていたみやげもの屋さんに
行くと、あるある、可愛いブタの置物やら、花瓶やら、葉巻立て
などなど・・・・。
「この素材は鉄ですか。」と聞くと「Barro(粘土・陶土)だよ。」
と言います。ああ、鉄器みたいなのに違うのね。
「どうしてブタの背中に穴がたくさんあいているのですか。」
「つまようじ立てだから。」
ほほー、なんて思いながら見ます。
お盆の上の、大きなブタの周りに子豚が十何匹とずらりと並んで
いるのが可愛かったので「コレいくらですか。」と聞けば
「20000esc.」
「20000esc.はちょっと高いなあ〜。」とつぶやきながらダンナは
その場を離れ、ブタ3匹のお皿はいくら、と聞くと「3000esc.」
「う〜ん、じゃあこれは?」
「1匹のは1000esc.」
路上には4つお店が出ていましたが、少し太ったおばあちゃんの
お店でおばあちゃんにたくさん話しかけられて(売り込まれて)
しまって、そのまま去るのもなあと思い、花瓶用に、花模様の
じょうろ型の器を一つ買いました。(1500esc.)
「これはね、こうして、水で時々洗うんだよ。水は黒くなるけどね。」
と、おばあちゃんは水をつけながら言いました。確かに水は真っ黒け。
それからもう一軒のお店で、先ほど聞いた1000esc.のブタを購入し、
Vila Realを後にします。元の道に戻り、一路ブラガンサへ。
(つづく)