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ポルトガル探しの旅32 ナザレの海へ


 ナザレに移動します。

今回はスムース。表示に従って車を走らせ、迷うことなくナザレに

到着しました。

「ホテルどの辺なの。お前ちゃんと探してよ。」

「ちょっと待ってね。」

ホテルマレー。個人旅行で見て、2日前に予約したホテルです。

「ナザレ、いいところだったら、もう1日泊まろうか。」

「そうだね。聞いてみようよ。」

ホテルマレーの場所はすぐに分かりました。

ナザレは小さい街なので、地図を見れば自分がどの辺にいるか

よく分かるのです。ただ、駐車場があるかどうかがちょっと

心配でした。車が渋滞していたので、駐車場があるかどうか

聞きに行くために、車から降りてホテルのほうに向かいます。

私はその時個人旅行のガイドブックを持っていたのですが、

それを見たからか、角のレストランの客引きの男の人が

「コンニチハ。」と話しかけて来ました。

「ホテル、アルヨ。ドゥーユースピークイングリッシュ?」

「ポルトガル語分かりますよ。」と言うとすぐポルトガル語に

切り替えます。

「ああ、今晩のホテル決まっていますか。」

「決まっていますよ。」

「どこ?」

「ホテルマレーですけど、駐車場があるかどうかがちょっと心配です。」

「ああ、マレーならこの道をまっすぐ行った右側にありますよ。

 駐車場は、ホテルに行けば、教えてくれるから大丈夫。」

「ありがとう。」

「今晩の夕食は、是非我がレストランに来て下さい。美味しい海の

 幸をたくさん用意していますから。」

そう言って、その人はお店のパンフレットをくれました。

おお、親切だなと思ったら、やっぱりお店の宣伝なのね。

でも、こういう風に言われたら、行こうかなあ、って気持ちになるなあ。

 

 携帯でダンナに電話をかけて、

「もうすごく近くみたい。駐車場もあるらしいよ。」と言ったら安心

したようです。それからダンナの車が来るのを待って、ホテルに向かいました。

 

ホテルは、細い道をのぼったすぐ右側にありました。

「駐車できますか。」と聞くと「ここは、臨時駐車場だから、

一旦止めて後で移動して下さい。」とのこと。

兎も角一度荷物をホテルに入れることにします。

「ナザレのホテルはポルトと違って見つけやすくていいですね。」と

言ったらその受付のショートカットの女性はにっこりして

「ポルトやリスボンは複雑だから。」と言います。

「リスボンは全然楽勝ですよー。ポルトは大変だけど。」

「あはは、それは住んでいるからそう思うんですよ。

 私たちからしたらリスボンは複雑極まりないです。」と言います。

そうか、そう言うものなのかもしれない。

でも、ポルトは特別に入り組んでいる気がするけど。

「明日も泊まりたい、と言ったら泊まれます?」

「明日は土曜日だから、予約がいっぱいなのよ。ごめんなさいね。」

 

 チェックインして、部屋に向かいます。

でも、時間が早いのか、部屋ではまだお掃除のおばちゃんが

お掃除をしていました。

「ああ、すぐに終わるから、ごめんね。」と言いながら

シーツをめくったり、あちこち拭いたりしています。

おばちゃんは話好きで、こちらが言うことに一言一言手を止めて

答えてくれました。

「そうそう、この辺で美味しいレストランってどこですか。」

「美味しいのはねー、えっと、*****と・・・タスキーニャかしら。」

「ここにガイドブックあるんですけど、タスキーニャは載ってますね。」

「だって美味しいもの。地元客が皆行くんだから、まあ間違いないわね。

 もう一軒あるんだけど・・・ああ、載ってないわね。」

「どの辺りにあるんですか。」

「えっとね、ここからだとどうやって説明したらいいか・・・・

 ××レストランと○○の間の道をまっすぐ行って、先を右に

 曲がってすぐのところなんだけど・・・。」

「・・・・(^^;)じゃあ、タスキーニャに行ってみます。」

「うん、あそこは混むからね。一番に行かなくちゃダメよ。」

 

 海に早く行きたいので、荷物落ち着かせて部屋を出たいのですが、

おばちゃんは話好きでなかなかお掃除が終わりません。(^^;)

「あなたたちは日本人なの?」

「そうですよ。」

「今朝まで、日本人の旅行者が3人ここに泊まっていたわよ。」

「ナザレは有名な観光地ですもんね。日本人のお客さんは多いですか。」

「多いわよー。今年ももうたくさん来たわよ。」

「へええ。」

さて、待っている間に部屋の料金表を見ていたら・・・・

8500エスクードが基本の部屋ではありませんか。

夏まっさかりシーズンのその日は金曜日で17000エスクード。

きっと週末はもっと高いのでしょう。

部屋は広くも狭くもなくベランダもついていましたが、冷蔵庫がなくて

バストイレがそれまで泊まったホテルと比較してとても狭く小さかったです。

狭いのはいいんだけど、やっぱり冷蔵庫はあったほうがいいなあ・・・・。

お掃除がやっと終わりました。「ああ、あなたたち、私とたくさん話を

したことは内緒にしておいてね。ホントはね、まずいのよ。ばれると。」

「いいですよ。いろいろ教えてくれてどうもありがとう。」

お礼を言いホテルを出ることにしました。

駐車場までの地図を貰って、離れた駐車場に車を止めに行きます。

 

「あちゃあ、ビニールシートいるよなあ。」と言うダンナに

「ビニールシート、こっちの人使わないんだよ。

 みんな大判バスタオルで代用してるよ。」

と言うとびっくりしていました。

息子が海月間で一ヶ月海岸に行く時も、ビニールシートは使いません。

バスタオルは今までの旅で買って、持っていたのですが車の中。

大判バスタオルはたくさん欲しかったので、ナザレでもまた買うことに。

ホテルマレーの対面にあるリネンショップにキレイなバスタオルが

かかっていたので、ショッキングピンクのバスタオルと綺麗な黄色の

バスタオルを買うことにしました。

お店の御主人は少しお年を召した方で、応対がとても丁寧でした。

そこにいる時、店の奥からモデルのような美しい女性が出てきました。

お店の御主人と少し話して、それから出て行きました。

「今の人は、娘さんですか。」と聞くと「いやいや、孫なんです。」

と言うのでビックリ! 

「ええっ、お孫さんなんですか。」

「そうなんですよ。」と嬉しそうにその御主人は

「孫でね、16歳なんです。美人でしょう。」と顔をほころばせます。

じゅっ、16歳! なんて色っぽいの!

隣りのダンナはダンナで、目がハートになっていました。(笑)

 

 さて、買ったタオルには「マルコ・ポーロ」と書いてありました。

「マルコ・ポーロってポルトガル人だっけ?」と言うダンナ。

(我が家は夫婦揃って歴史オンチであります)

「いや、スペインだかイタリアだか、ポルトガル人じゃあないよ。」

「そう?」

「だって、マルコ・ポーロがポルトガル人だったら、今頃マルコ・ポーロ橋とか

 

 マルコ・ポーロショッピングセンターとかが絶対ありそうじゃない?」

「そうか、そうだよなあ。」

タオルを買って、親子3人、眼前に広がる海に向かいました。

明日リスボンに帰る。ずいぶん長い間旅行に出ていた気がします。


   ナザレは青かった〜

(つづく)

 


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