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【日常】 決死の美容院
今日7月9日、髪を切りました。1カ月に1回は髪を切ります。
美容院で髪を切るための説明をしながら、初めて髪を切りに行った
時のことを思い出していました。ポルトガル語もろくにしゃべれず
単語とジェスチャーだけでいろいろお願いしていたっけ。
そう、こちらに来てからもはや2ヶ月が経ち、髪の毛がボーボーに
のびて来たという頃、もう我慢出来ないとツイに決心したのであり
ます。
美容院に行こう!
出発前からの懸案事項というのは、髪を切るのにどうするか、と
言うことでした。ポルトガル語はまるきりカタコトの私、ヘンな
頭にされたらどうしよう?。でも、このまま放っておいたら、
ただでさえ髪の毛が多い私のこと、お正月によく登場して頭を
ブンブン振りまわす、紅白の連獅子のようになってしまうー!
それに、いつかは切らなくてはならないのだ。
行こう、美容院に!
近所のショッピングセンターの地下に、ちょっとしゃれた感じの
美容院があったよなあ、と思い、勇気を奮って行きました。
少しだけ待たされて、洗髪台へ。シャンプーは意外とあっさり。
で、タオルドライの時にピアスにタオルがひっかかり、あえなく
ピアスは洗面台の穴の中へ?。(T_T)
まあ、自分が悪い。ピアス外してなかったし。(T_T) カナシイ
鏡の前で待っていたら、美容師さんがやって来ました。
ヘアスタイルのカタログを持ってきてくれましたが、自分の髪型は
ナイ。仕方なく前髪の部分を指で三角に囲い
「Esta zona, nao cortar.」(ここは切らないで、と言った積もり)
←前髪は自分で切ることができるから
「Outra zona, cortar 2 ou 3cm, totalmente, por favor.」
(他の部分は2?3センチ、全体的に切って下さい、と言った積もり)
と、言うとどうやら分かってくれた様子。
ちょっと安心・・・・と思う間もなく、彼女の手にはなんとバリカンが
握られていました。(゜o゜)
ば、ばりかん????
あっ、と思いましたが、もうバリカンは作動しております。襟足を
ずりりーん、ずりりーん、とキレイに刈って行きます。
もう内心では (2?3センチ切ってくれ、と言ったのを2?3センチに
してくれっつ?のと勘違いされたのでは???) と、気が気では
ありませんでした。
ああ、どうしよう、スポーツ刈りになっちまう?。
っていう心配は取り越し苦労でした。バリカンは襟足付近を整えた
後にしまわれ、その後はハサミとクシの登場。出来上がりはもしか
したら日本で美容院に行くよりも、全然良かったかも。(^^;)
さて、初めての美容院代は高かったです。。
シャンプー1500esc.カット3200esc.それにブローが2100esc.
でしめて6800esc. (4760円)
これに美容師さんへのチップが200esc.くらい。
これに気をよくした私は、その1ヶ月後また同じ美容院に行きました。
前に担当してくれた女性はおらず、違う女性が髪を切ってくれました。
前にしたのと同じ説明をし、座っておりましたところ、ばっつりと・・・。
あっ、と思った瞬間には私のアタマの一部が短くされてしまったの
でした。まあ元々短いのですが、なんか偉く短い・・・。
でももう一カ所やられてしまったので、何も言えずジャキジャキと
短くなっていく鏡の中の自分のアタマを見ながら、
(ま、まあいっか、夏だし。もう手遅れだし。)
と妙にサバサバした気持ちになったのでした。
結果、私は一生のウチでこんなに短いアタマになったことはないと
言える程のショートカットになっちまったのでした。
(サ、サルと呼んで、って感じ。(T_T))
その後何度か髪を切りました。
美容院は働き者、朝の8時には開いている所も多いです。
いろいろな美容院に行きましたが、美容院によってえらく違います。
ウチの近所の美容院はなんと15分位でシャンプーもカットも終わって
しまい、2500esc.くらい。今日の美容院は3000esc.でしたが
「急いでいるので」と言うと素早く(シャンプーも入れて30分くらい)
でも丁寧にカットしてくれました。
シャンプーは今まで経験したところでは日本の方が気持ちいいかなあ。
あと、シャンプーした後アタマはほとんどふかずに、水滴ぼとぼと
状態で席に移動し、水滴ぼとぼと状態のままカットして貰うので服
まで濡れてしまいます。(^^;) まあそれも慣れましたが。
さて、なんと私は床屋さんで髪を切って貰ったことがあります。
ダンナと息子が髪を切りに行った時に、私も突然切りたくなってしまい、
「いいなあ、私も髪切りたいなあ。」と言ったらダンナが
「ここで切ればいいじゃん。」と言うのです。(^^;)
「え?、やだ?、だってここ床屋さんじゃん。
女の人はやらないよ?。」
と言うとダンナはいきなり
「よし、オレが言ってきてやる。」
と言うなりヤメテと叫ぶ私にお構いなく、受付にスタスタ行って
しまったのでした。
「OKだって。」とニヤニヤしながらダンナは戻って来ました。
斯くして、私は女なのに床屋さんで髪を切ることになったのです。
あのイスに座る時は恥ずかしかった・・・。
でもって、結果はどうだったかと言うと、実は今まで切って貰った
中で一番良かったのです。気のいいおじちゃんが切ってくれたの
ですが、すっご??い丁寧で親切で、ちゃんと要望も聞きながら
切ってくれて、意外ながらステキな出来でした。
今では言葉も少し話せるようになって、髪型の説明もうまくできる
ようになり、美容院に行くのも恐くなくなりました。
でもあの床屋さんは良かったなあ。おじちゃんも感じがよくて。
もう一度行きたいなあ、
そう思いながら勇気がなくて、あれからあの床屋さんには一度も
行ったことがありません。