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【日常】クリスマスの会食
1999年12月24日。1999年のクリスマスイブは地味?に我が家で過ごしました。
ボーロ・レイというポルトガルのクリスマスケーキを近くの
ケーキ屋さんで購入しました。
このケーキはボソボソしている上にのっかってる人工フルーツが
激マズく頂けないので
(典型ケーキだから私のHPではレシピ紹介していますが・・・。)、
別に生クリームを買ってどぼどぼかけました。
これで少し食べられる感じ。
それから七面鳥を買ったのだけど、これがまたすごく大きくて重い?。
ポルトガルの料理本を見ながらクリスマスターキーを作ったのですが、
焼き上がったソレは見た目は豪華なのですが開けたらボソボソの
胸肉の固まりでした?。
腿すらも美味しくないというダブルパンチで結局脂肪のほとんど
ついていない(T_T)皮部分をはがして食べるのみになってしまいました。
後から聞けば、クリスマスターキーは調理法によってしっとり作ることが
出来るらしい。だけど、私の作ったソレは完璧な失敗作。
それでもなんとなく豪華なクリスマスの食卓の写真だけは残ったの。(^^;)
クリスマス当日は、友達のところでホントは昼間からカラオケパーティを
する予定だったのですが、彼女が急遽ダンナさん(ポルトガル人)の実家に
昼間行かねばならなくなってしまい、夕方から遊ぼう、と言って来ました。
ウチはどうせヒマだし全然構わないのでいいよ?、と言っていたのですが、
夕方かかって来た電話では、なんとパーティにダンナさんの親御さんも
いらっしゃることになっちまったと言うではありませんか。
私はびびりました。
なぜかと言うと彼女のダンナさんはお医者さんなのですが、その
お父さんはポルトガルでも高名な名士。
そしてそのお宅はすっげ???お金持ちで格式のある社会的地位の
高い家だと聞いていたからです。彼女は毎週日曜日に実家に昼食に
行かねばならないのですが、そのかたーくおもーい雰囲気とかを
常々聞いていたのであります。
「ごめんね、クリさん。こんなことになっちゃって。」
「いや、いいんだけど、私たち家族行ったら悪くない?」
「ううん、違うの。クリさんたちには是非来て欲しいの。だって、
クリさんたちと楽しむために企画したパーティなんだもの。」
「でも、ホントにいいのかなあ。」
「来て来て。お願い?。」
「ところで、どうしてお父さんたちも来ることになっちゃったの。」
「それが、行きがかりじょう、誘わざるを得ない会話になってしまって・・・。
最初は、お兄さんとお兄さんの子供だけを呼んでもいいかなって
思ったんだけど、その話をしたらお母さんが
「私たち、ミサが8時半に終わるから・・・・」って。
そしたら、「良ければ、お母さんたちもどうぞ。」 って言うしかないじゃな
い?。ホントにホントにごめんなさい?。」
「いやいや、じゃあ、後で行くねー。ちゃんとした格好していった
ほうがいいよね。」
「うん、ごめんなさい?。こんなことになっちゃって?。」
あー、くだけたカラオケパーティーが?。(T_T)
とがっくりしつつ着替えました。こんなきちんとした格好、やりす
ぎかなあと思ったんだけど、実はそれで良かったのであります。
彼女の家に着いたら、彼女は髪振り乱して夕食の支度をしていました。
彼女の家にはお手伝いさんが毎日来ているので、ポルトガル料理は
ばっちり用意されています。お手伝いさんが毎日なんてすごいなあ、
なんてのは序の口で、ダンナさんの実家には住み込みのお手伝いさんが
いるのでした。なんでも彼の小さい頃は住み込みのお手伝いさんが
4人いたらしい。スゴイ
メニューはバカリャウのグラタン、子やぎの丸焼き、サラダとごは
んであります。
「お父さんやお母さんのことはなんて呼んだらいいの?」
「お父さんは、セニョール・ドットール・パウロ。」
「ええっ、セニョールだけじゃダメなの?」
「うん、称号をつけないと気を悪くされると思うの。」
「(^^;) じ、じゃあお母さんは?」
「お母さんは、セニョーラ・ドナ・マリア」
「ドットールでないの?」
「うん、お母さんは大学出ていらっしゃらないから。」
「(^^;)(^^;)(^^;) 呼び名で学歴が分かるの?」
「すごいでしょう?。でも、そうなの。」
それから、いろいろ準備しつつ、ジンを飲みワインを飲み、
おしゃべりして楽しい時間を過ごしました。
そうしてダンナさんのご家族がやって来ました。
なんと、自分の息子の家に来るのに正装して。(^^;)
お父さんとお母さん、それに長男とその息子さんの4人でした。
ダンナの仕事関係以外であんな堅い会食は初めてであります。
いつも私には毒舌で応対するダンナさんが借りてきた猫のように大人しい。
彼からすれば「あんなしおらしいクリは初めてみた。」とのことですが。(^^;)
お父さんはよくしゃべるしゃべる。ご機嫌よく弁舌を奮っています。
対応しているのはダンナですがメチャクチャのポルトガル語で
応対しているので聞いているこっちは冷や汗もの。(^^;)
「日本の今の状況はどうなんだ。」(ポ語)
「えー、日本では今事故が多くて(事件と言いたかったらしい)、それから子供
たちが自殺して・・・。」(ポ語)
「ちょっ、ちょっと、そんなこと言ったら日本のイメージが悪くなるから や
めなよ?。」(日本語)
「そっ、そうか。話題の一環でいいと思ったんだけど。」(日本語)
「いや、ポルトガルを褒めるぶんにはいいけど、日本をけなすのは
よくないよー。」(日本語)
「じゃあ、言い方を変えよう。」(日本語)
ダンナは酔っていた。
しかし明るいので、あんな状況でも場を持たせてたぞ。
私と言えば食事が終わったら即座に友達がお茶の支度をしている台所に逃げて
しまいました。こんな調子で約2時間、とっても辛かった・・・。
そして最後に別れの挨拶をする時、友達に向かってお父さんが
「アテ、アマニャン」
と言ったのであります。
アテアマニャンって・・・・また明日??
帰った後「今の挨拶って、あの、ホントにまた明日も会うの?
イブにご両親の家に行って、今日のクリスマスにも昼間ご両親の家に行って、
でもって夜また会ったのに? 明日も?」と彼女に聞いたところ
「そう、明日は週に一度の日曜会食の日だから・・・・。」だって。
お金持ちと結婚するって、大変なことなんだなあー、とつくづく
思ったのであります。
(おまけ)
その日曜会食には毎回、彼女が超苦手なダンナさんの妹が来るから
ホントに行きたくないらしいのでした。その妹は4人兄妹の紅一点
なので、我が儘言い放題の人格崩壊者らしいのです。
一番びっくりしたのは、ダンナがその妹と喧嘩している時に
「黒人のメイドは仕事をちゃんとしないから雇いたくない。」
(これを言うダンナさんもダンナさんだけど)と言ったそうなのです
が、その妹はなんと友達の目の前で「そんなに黒人のメイドがイヤ
なら、アマレラ(イエローつまり黄色人種のことです)を雇えば。」
とダンナさんを睨みつけて言ったとか。
恐いぞー。そんなお宅にお嫁入りとは・・・。