ポルトガル・リスボンの生活 くりの家



メニュー
   
HOME ビバ!幼稚園 語学学校に行こう EH PA!ポルトガルサッカー!
ダンナギャラリー こんなポルトガル語 ポルトガルのお話 暮らし色々
ポルトガルの迷信 ポルトガル料理レシピ ここが美味しい!レストランわたしのオススメ
ポルトガル国内観光 Link ポルトガル基本情報 自己紹介

【習慣】名前複雑怪奇


 ポルトガル人の名前、同じ名前がいっぱいあります。

男の子なら、ジョアン、アンドレ、ペドロ、パウロ、ティオゴ、

ルイス、マヌエル、フェルナンド、フェルナンデス、ミゲル・・・

女の子なら、マリア、アナ、ファティマ、イネス、テレーザ、

フィリッパ、リタ、カタリーナ、ビアトリシュ、イザベル・・・

しかも長???い。

大体4つくらい名前が並んでいますが、6つくらい名前を持っている

人もいます。この間息子の学校名簿を見ていて、一番長い名前の人は

 

Rita Alexandra Santos Neves Traca Marques

 

と言いました。(^^;) 革命以前に上流階級だった人たちの名前が

とりわけ長いとも聞いたこともありますが、これはホントかどうか定か

ではありません。お誕生会にご招待する時など、この名前全部書く

のかとうんざりすることが多いです。しかし、最近知りました。

名前は最初の2文字プラス一番最後の単語である姓を書けばいいのだ

と言うことを・・・・・。

 

 私の名前をフルネームで聞かれて、姓と名を言うと

「それだけ?」と驚かれます。「なんで2つしかないの。」

「結婚すると、普通はダンナさんの方の名前になるから。」

「ええっ、じゃあクリのファミリーネームはなくなったの?」

「うん、ダンナのに変わったから。」

「消えてなくなるの。」

「使わなくなる。離婚したら元の姓に戻るけど・・・。 あと、将来的に

 ダンナの姓か自分の姓か、結婚する時に選べるようになるんじゃ

 ないかな。」

「どっちか一つだけ?」

「そう、一つだけ。」

「可哀想に・・・・・。」

 

 これはフランシスカとの会話ですが、可哀想に、と言われても

それは習慣の違いであって何ともないよ、

と説明するとビックリしていました。(^^;) 

 

「じゃあ、自分の元々の姓にはもう戻れないの。」

「離婚したら戻るよ。」

「子供の名前は。」

「親権者の姓になるよ。」

「それって?」

「面倒を見る方の姓になるの。私が離婚して息子を引き取ったら、

 普通なら息子の姓は今のダンナの姓から私の旧姓に変わるの。」

「えーーーーーっ。」

 

 ますます驚いています。(^^;)

さて、このポルトガル人の名前、漠然と親の名前を貰うので長いのだ、

と思っていたのですが、改めてシステムを質問してみるとこんな答え

でした。

 

私の先生のフランシスカの場合・・・・・

 

自分自身の名前 Maria Francisca

 

===================

 

母親の名前 Maria Manuela

        Moniz Crespo

(このうちMoniz Crespoは母親の母親、つまりおばあちゃんの姓名)

母親の姓  Pereira Rego

 

父親の名前 Luis Gonzaga

        Gama

(このうちGamaは父親の母親の姓) 

父親の姓  Sepulveda

 

===================

 

 よって、自分の姓は母親の姓の一番後ろの名前 Rego をひとつだけ

つけるか、もしくはPereira Regoをつけ、そこに父親の姓の一番最後

の名前 Sepulveda をつける。(父親の姓が2単語で出来ている場合は、

一番後ろの名前か、姓全部をつける)

 

 そして、彼女の場合は両親が母親の姓全部(Pereira Rego)と父親の姓

(Sepulveda)を選んでくっつけたので、

 

Maria Francisca Pereira Rego Sepulveda

 

になったと言うのです。

なっ、なんて複雑なんだっっっ!

これで結婚したら、ダンナの名前を更に付け足すか、付け足さないかは

自由らしいです。うわー。

彼女のダンナさんはMathiasと言う姓なので、本来ならば、

 

Maria Francisca Pereira Rego Sepulveda Mathias

 

となってもおかしくないわけです。

 

 そして、この自身の名前と言うのがまた、Maria Franciscaの二つで

名前なんですと。で、その子供に名前をつける時は、自分自身の

名前の一つを子供自身の名前にする場合が多々あるらしいです。

ちなみに彼女の息子自身の名前はMaria Francisca の Maria を

取って Bernald Maria であります。男の子なのにマリア?と最初は

不思議に思いましたが、普通のことみたい。

ですから、そこに母親の姓と父親の姓をつけ、息子の名前は

 

Bernald Maria Sepulveda Mathias

 

と言うそうな・・・・。 両親の姓から一単語ずつしか取っていないため、

全部で4単語の姓名ですが、こう名付ける時に知り合いからは

「たったこれだけ?」と言われたとか。(^^;)

この名前は両親が離婚しても変わらないらしい。

 

しかも、ポルトガルでは外国の名前をつけることは法律で禁じられて

いるとか。親が外国人の場合は別ですが、つける名前の綴りはきちんと

決まっているらしいのです。これは同じ名前も増えるわけだ。

 

 例えば、ポルトガル人には英語の名前Johnはつけられない。

だから、Joao(ジョアン)と言う名前をつける。名前を聞いたらいろいろ

面白いです。

 

Alexander(アレキサンダー)→ Alexandro(アレッシャンドロ)

Anthony(アンソニー)→ Antonio(アントーニオ)

Charles(チャールズ)→ Carlos(カルロス)

Henry(ヘンリー)→ Henrique(エンリケ)

Katherine(キャサリン)→ Catarina(カタリーナ)

Michael(マイケル)→ MIguel(ミゲル)

Paul(ポール)→ Paulo(パウロ)

Peter(ピーター)→ Pedro(ペドロ)

Agnes(アグネス)→ Ines(イネス)

Rose(ローズ)→ Rosa(ローザ)

Claire(クレール)→ Clara(クララ)

(本来発音記号が入る名前があります。最後の三つはフランス語→ポルトガル語)

 

などなど・・・・。 そうか、パウロってポールのポルトガル名なのね?、

なんて改めて感心。

 

 でもってね、フランシスカの娘、Maria Francisca って言うの・・・・。(^^;)

自分と同じ名前を娘につける・・・・日本では考えられないぞー。

(ちなみに飼っているメス犬もフランシスカという名前らしい。

 ややこしすぎる?。)

 


←前へ暮らしいろいろINDEX次へ→