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【ビバ!幼稚園】お誕生会へご招待


 初めてお誕生会におよばれしたのは、幼稚園に入学して半年ほど

経ったある土曜日のことでした。その日は、初めてわが家にダンナの

仕事の関係の方々を家にお呼びして夕食をすると言う日で、我が家に

してみれば結構重要な日。

前日からバタバタと準備をしていたのであります。

朝から超パニック状態、必死こいて焼き鳥に串を刺している私の耳に、

居間で掃除していたダンナの「なんだこれー」という声が聞こえて

来ました。この時11時半です。

行って見たらなんと息子にお誕生会の招待状が。

前日帰って来てから幼稚園プール教室用のリュックを開けずにいたの

ですが、(ずぼら母)そのリュックの一番上に入っていたのでした。

読めばその日15時にインビテーション。

ひえ?そんな急な、と思いましたが、でもお誕生会にお呼ばれする

のは初めてだし、息子のためにはすごくいいことです。

「今日は接待日で余裕がないのになあ。」と、ダンナは渋ります。

「でも行かせようよ?、たぶん、親は付き添ってなくていいと思うし、

 万が一付き添う場合でも、この子喜ぶよ。」

「だよなあ。」

「プレゼント用意しなくちゃ。でもこっちの人って、いくらくらいの

 ものをあげるのかなあ。」

「却って高いものとかだと贅沢でよくないんじゃないの。」

 

 オモチャを買いに行く時間はありませんでした。

そんな、オモチャ買うくらい、と思われるかもしれませんが、

この日は本当にせっぱ詰まって忙しかったのです。

急いで家にある未使用のオモチャのプレゼントをダンナに見せました。

「これでいいよ、これ。」

指さした先には、日本製のミニカーが。

「ええっ、これだけ?? これって、寂しすぎない?」

「変に高いものあげるより、これくらいがいいんじゃない?」

ゆっくり悩んでいる時間がなかったので、即包んでリボンをかけ、

カードを書きました。

さて宛名・・・・ああっ、招待状の差出人の名前が読めない!

ポルトガルの人は達筆というか、悪筆というか、読めない字を書く

人がとっても多いのであります。(^^;) 差出人の名前もお誕生日の

場所も解読出来ないので、急いでアパートの管理人さんのところに

走り、読んで貰い、やっとカードを書くことが出来ました。

地図とにらめっこしている時間はないので、タクシーで息子をその

場所に送り届けることにして、ダンナに息子を託し、そのまま私は

夕食準備を続けました。

 

 ついでに買い物もしてきたダンナは、帰るなり

「おいおい、すごかったぞ?。」と言います。

「誕生日の場所、闘牛場だった!」

「ええっ、闘牛場?」

「いや、住所が闘牛場で、実際にあの闘牛場の競技場の中で

 やるんではないんだけど、闘牛場の入り口の中の施設を借りて、

 そこに遊具いっぱい並べて、招待された幼稚園児たちが

 いっぱい遊びまくってたぞ?。アイツ、それ見るとすげえ喜んで、

 突入!って感じで子供たちの中に飛び込んでった。」

「へえ?。」

「でもってさ、その誕生日の男の子が自らでっかい紙袋持って、

 プレゼント集めてまわってたよ。いや?、プレゼントみんな

 でっかいでっかい。」

「うわっ、じゃあウチのプレゼントってば・・・・。」

「いいじゃん、まあ気持ちなんだし。この次からもうちょっと

 余裕で買いに行こうよ。」

「でも帰って来てよかったの? いなくて大丈夫だった?」

「うん、6時半頃迎えに来てくれって」

 

 その後また夕食の準備をしていたのですが、時間はあっと言う

間に経ちます。

「うわっ、やばい。もうピックアップする時間だよ?。」

慌ててダンナが出かける支度をはじめます。

「えっ、もう6時半? 

 あっっ、悪いっ、帰りサラダオイル買って来てー。」

「サラダオイルなんて売ってる?」

「売ってるよ。」

「どこに。」

「スーパーに!(怒)」

うう、なんという余裕のない会話だ・・・。

 

 さて、帰って来たダンナは

「いや?、連れて行ってホントに良かったわー。

 すげ?楽しそうに遊んでたよ?。全開で遊んでやんの。」と言いました。

「ホントー?それなら良かったね?。」

息子はハッピーバースデーの歌をポルトガル語で口ずさんでいます。

「お誕生会、楽しかった?」

「うん、たのしかったの。すきの。またいくの。」とニコニコして答えます。

ああ、よかった、ぎりぎりだったけど招待状ダンナが見つけてくれて。

忙しくても連れて行ってくれて。

 

 ごめんね、今度はちゃんともっと早く招待状発見して、

万全の態勢でお誕生会に連れて行くからね・・・・と心の中で謝りつつ、

夕食の支度を続けたのでありました。

 

 ホントにとても嬉しかった、初めてのお誕生日のご招待でした。

 


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