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【食事】ああポルトガル料理1





 全く正直にストレートに書くと、ここに来たばかりの頃は私、

ポルトガル料理が苦手でした。

大体あの量は何? 

牛か馬が食べるんかいっ、と言うほどドカンとお皿に盛られた

お料理を見ただけでもう食欲減退。

さっぱり目の焼き魚はそのまま食べれば美味しいのだろうけど、

ソースはバターかオリーブオイルをそのままどばーっとかけるだけ。

バカリャウだって、ポルトガル人は絶賛しているけどさ、

そんなに美味しいもんかな。

薄切り肉には滅多にお目にかかれず、ブツブツ切ってあるか

大きいままのもの。

付け合わせの野菜はグズグズに煮すぎて歯ごたえなし。

緑黄色野菜なんてどす黒くなっているし、煮物には特有の

ショリッソー(チョリソー)の匂いが回っていてどれを食べても同じ匂いがする。

スープはどろどろでぬるくてまずいし、出て来るサラダは

サラダミスタと言われるレタスとトマト輪切りとニンジン千切りに、

私の嫌いな分厚い生タマネギのスライスがバラバラと

振りかけてあって、ドレッシングはバリエーションがなく全て

オリーブオイルとワインビネガーと塩と胡椒のみ。

それもドレッシングとして合わせてあるんでなくて、自分でバラバラに

振りかけなきゃだから、しょっぱい部分やら酸っぱい部分やらがバーラバラ。

オリーブオイルだって日本の頃のと違ってやたら匂いきついし、

ワインビネガーはボケた味してるし、サラダオイルと穀物酢の

方がずっと美味しいぞ。

ポルトガル料理はしかも重い。

大体あのクソ甘いデザートはなに?

あ〜、2食続くともうげんなりだぜよ。



 なんて書いたらポルトガルファンの人に怒られそうですが、

正直な話なので仕方ありません。そんなんなら喰うな、

と言われそうですが全くその通りで、外食するなら日本料理かイタリア料理、

インド料理か中華料理、たまに行くのはポルトガル料理

と言う感じの最初の一年でした。

ポルトガル料理は苦手。

まさかポルトガル人にはそんなことは言えませんが、最初の頃は

ホントにそう思っていました。

そう思っていた。

そう、人間慣れるもので、こんな印象を持っていた癖に今では

ポルトガル料理を喜んで食べるようになったのですね。(^^;)



 以前はポルトガルに旅行に来る人たちが「最高に美味しい。」と

言うのを内心(それは旅行に来ているからそう思うんだよー。)と

思いつつ眺めていました。正直言ってそれはあると思います。

実際住んでこのヘビーな料理を食べ続けてめげていく日本人の

駐在員は多いですから。



 それでも、住んで1年くらい経つ頃から、ポルトガル料理の

レストランもいろいろ行くようになりました。

美味しいものに出会えば嬉しいです。

一口食べて「おいし〜い。」と思わず叫ぶこともあります。

注文する時は「スープは熱くして下さい。」と言えるようにも

なったし(それでもぬるいのが出てくることもあるけど)、

サラダは「タマネギ抜きでお願いします。」と言えばいいことだし。

見ただけでうっ、となっていた初期の頃とは別のよう。

「ポルトガル料理はレストランのものなんかより、家で食べるのが

 一番ウマイよ。」と言う話を聞いたことがありますが、ホントかな? 

おふくろの味ってもんなのかな?

まあそんなわけで、今ではポルトガル料理、好きです。

レシピ見て作るのも楽しくなって来ました。

自分で作れば、自分の好きなようにも作れるし。

(他人が食べて美味しいかどうかは疑問ですが。(^^;))



 あの煮物独特のショリッソーぜめも慣れました。

あれが味付けの大事な一環だとも知りました。

ただ・・・・いまだに慣れないのはあのもの凄い量と付け合せの煮過ぎ野菜です。

もっともそれがポルトガル料理の特徴なんでしょうけどね。



(2000.11.5.記)


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