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ポルトガルの有名人

 かつて私が語学スクールに通っていた頃、ポルトガルを席巻したニュースは

「ジョゼ・サラマゴ、ノーベル文学賞受賞!」でした。ノーベル文学賞受賞は

初めてとあって、ポルトガル中が大騒ぎしたものです。

 

 ある日、質疑応答形式でレッスンをしていた時のこと。

私「ええっと、日本で有名なポルトガル人は3人います。」

フ「ふむ。誰がいる?」

私「フランシスコ・ザビエルとロサモタと、バスコダガマです。」

フ「ザビエル??おお、シャビエルのことか〜。え、それだけ?」

私「はい。私が知ってたのはそれだけ。」(知識が少ないから)

フ「ジョゼ・サラマゴは知らないのか。ノーベル文学賞を受賞したんだぞ。

  こんなに今話題になってるだろう。」

私「だって・・・・日本にもノーベル文学賞受賞した人いますよ。」

フ「ええっ。」

私「二人。」

フ「ええっ。何て名前だ?」

私「ヤスナリ・カワバタとケンザブロウ・オオエ。」

フ「・・・・聞いたこともない。」

私「でしょう。ポルトガル人が日本のノーベル賞作家を知らないのと同じ。

  ジョゼ・サラマゴを知っている日本人は少ないですよ。」

  (マニアな人は知っているかもだけど)

フ「そうかー。」

私「じゃあ、日本の総理大臣の名前知ってます?」

フ「いや、知らない。」

私「誰か有名な日本人知ってます?」

フ「う〜ん、ウタマロとか・・・・。」

私「・・・・・(^^;)。」

 

 ポルトガルと言う国が日本の歴史に大きな足跡を残していながら、

一般な認識はそんなにないような感じ。まあ遠い遠い国だから仕方

ないのかもしれませんが。(ちなみに柔術や空手は結構メジャー。)

日本でもポルトガルは地味な存在だもんなあ。

大体、こっちに引っ越して来る時だって、「ポルトガルに行きます。」

って言ったら「ポ」がつくと言うだけでポーランドと混同されたり、

スペインのおまけだと思われていたり、ひどい場合は

「そこって、ヨーロッパ?」なんて聞く人もいたなあ。(^^;)

ファドの女王アマリア・ロドリゲスは亡くなった時に、世界で大きく

取り上げられたので注目する人もいたけど、やっぱり一般的に有名か

否かと言うと、難しいものがあるし。

 

 授業の終わりにフレデリコに「サラマゴの本読んだことあるの?」

と聞いてみました。「読んだことあるというか、家に一冊あるけどね。」

「読んでないの?」

「もう最初の部分で読むの諦めたよ。ノーベル文学賞を取ったらしいけど、

 眠くなっただけだ。ポルトガル人は読まないよ、あんな難解なの。」

 

・・・・そういうもんなんだろうか。(^^;)

 


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