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緑の店
ある土曜日、息子が先生の家に招待されました。招待されると言うと聞こえがいいのですが、
「遊びに行かせてくれー、遊びに行かせてくれー。」と毎日の
ように先生にせがみ、遂に先生が根負け?して呼んでくれたの
であります。その前日我が家ではダンナの職場の人を呼んで、
朝の4時まで飲んでいたので、すっかり二日酔いのダンナは
午後3時になっても起きません。そこでソファで死んでいる
ダンナは打ち捨てておいて、息子を先生の家に連れていく
ことになりました。
先生の家はカンポ・グランデにありました。
ムチャいいお天気で、家の中にず〜っといるのは申し訳ない様な
感じ。ああ、こんな外出日和の日におしかけてごめんなさいと
思いながらも息子を先生の家に連れて行き、家の中で飼っている
シベリアンハスキーにびびる息子を置いて、よろしくと言って
先生の家をあとにしました。
さてカンポ・グランデ。
ここにはスポルティングと言うサッカーチームのスタジアムが
あります。駅のまん前なので、帰りにふと、スポルティングの
ショップを覗いていこうかなー、ってキモチになりました。
しかしスタジアムは大きく、どこにショップがあるか分かりません。
その日は試合があるらしく、スポルティングのチームカラーの
緑色のマフラーをした人々がスタジアムのまわりにたむろして
いました。50か60歳くらいのおじさんに
「あの〜、スポルティングのお店はどこですか。」と聞くと
「おおっ、スポルティングの店に行きたいのか。
チームグッズを買うのか、そうかそうか、付いて来なさい。
連れて行ってあげるから。」と言うなりそのおじさんは私の
腕をとり歩き始めました。と同時にその周りにいた同じ年くらいの
おじさんたちも一斉にニコニコし、
「スポルティングが好きなのか。」
「どのくらいここに住んでるんだ。」
「中国人なのか。」
「結婚してるのか。」
「ダンナはいるのか。」
「子供はいるのか。」
と口々に言いながら一緒に歩き始めたのであります。
その中の一人は「おー、そうかスポルティングが好きなのか。
こっちにきてキスしてくれ。」とまで言うではありませんか。
(ほっぺたへのキス、こっちではタダの挨拶。)
と言うわけで和気あいあいとした雰囲気の中、いろいろ話しながら
チームショップへ向かいました。
日本人ですよ、と言うと「日本人かー、ニッサンは最高だよ。」と
嬉しそうに言います。到着したお店の名前は「Loja Verde」(緑の店)。
スポルティングのチームカラーが緑色なのでこういう名前なのです。
おじさんたちに肩を抱かれるようにして中に入ると、あるある、
チームグッズ。
ずっと行ってみたいと思っていたので楽しかったです。
何がいいかな〜、と迷いながらも、
ひげ剃りやら、ボールペンやら、灰皿やら、キーホルダーやら、
帽子やらトランプやら、いろいろ買い込んでいる最中にもさっきの
おじさんたちがこちらに来ては「欲しいものは見つかったか。」と
声をかけてくれます。店内は同胞だぞーって雰囲気に溢れていて、
嬉々としてスポルティンググッズを買う人々でいっぱいでした。
息子用に小さなサッカーボールも手にとりレジに並んでいたの
ですが、人気のある商品はどうやらライオンのぬいぐるみ。
スポルティングのチームカラーは緑で、シンボルマークはライオンです。
50や60歳のおじさんたちが皆、緑のマフラーをしたライオンの
ぬいぐるみを手にとりそれはそれは嬉しそ〜にレジに並んでいたので
あります。
何て言うかー、
好きなんだなー、
皆、カワイイぞ〜、
なんて思ってしまいました。
「スポルティングは絶対勝つ!」と言うおじさんたちに
「うん、ビバ・スポルティング!」と挨拶をして
緑の店をあとにしましたが、何だかとっても気分が良かった。(^^)
その後息子は帰って来てからスポルティングのサッカーボールを
発見しご満悦。早速ボールを追いかけてました。
さてそのスポルティング、2000年2月21日現在はFCポルトと同率首位。
宿敵ベンフィカは1ポイント差ですぐ後ろに追いかけて来ています。
果たしてスポルティングは今シーズン、優勝できるかしら???
あのおじさんたちに会った今は、前よりも一層スポルティングを応援
してしまう私であります。