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SPORTV
さて、サッカーの試合のチケットが手に入らなくて悔しい思いをし、またSPORTVと契約していないと見たい試合が我が家で見られず
不便だと痛感し、試合の翌々日の月曜日、SPORTVと契約すべく
ケーブルTVに電話をしました。
しかし朝から電話しているのですが、全然繋がりません。
仕方なく外出、ポルトガル語のレッスンの後はアンゲリーナと昼食
の約束があったので待ち合わせ場所に向かいました。
アンゲリーナと食事をしている時に日本のマクドナルドの話になり、
「日本のマクドナルドの接客のもようをテレビでやっているのを
見てとてもびっくりしたの。だってすごいニコニコして、注文を
丁寧に聞いて、最後には『ごゆっくりどうぞ。』だって〜。
信じられないわ〜。私の知っているマクドナルドはいつも
『さっさとしてよ〜。』って感じで印象すごい悪いのに。」
「うん、日本のマクドナルドにはメニューに『スマイル¥0』って
言うのがあるんだよ〜。ジョークでだけどね〜。」
今でもあるんだっけ、アメリカにもあるのかな・・・・
まっ、いっか、と思いながらそう言うと、アンゲリーナはとても
びっくりしていました。
そう、日本のお店やレストランのサービスはいいよなあ、と
ふと思い出して懐かしい気分になりました。
家に帰ってケーブルTVに電話するとやはり電話中でなかなか
繋がりません。しつこい性格なのでしつこくかけていたらやっと
呼び出し音が鳴り、男の人が出ました。
忙しいのかイヤそ〜な声であります。(^^;)
「あの、SPORTVと契約したいんですけど。」
「ケーブルTVとは契約していますか。」
「はい、もう入ってます。」
「じゃあ、電気屋さんに行って、TV BOXと言う名前のケーブルTV
専用の機械を購入して下さい。小さな箱です。
そしたら見られるようになります。」
「購入するだけで見られるようになるんですか。」
「そうです。」
「自分で設置するんですか。」
「そうです。簡単ですよ。」
「その機械はいくらですか。」
「5000エスクードです。」
「電気屋さんって言うと・・・。」
「有名な電気屋さんなら扱ってますよ。」
「確認ですが、買うだけで見られるようになるんですね。」
「そうです。」
なんだすぐにつくのか。
息子が幼稚園から帰って来るのを待って、ウチの近所の大手電機店に
行きました。
「品切れなんだ。」
「いつ入りますか。」
「土曜日に入るはずだったんだけど・・・分からないなあ。」
他の大手電機店に行きました。
「ああ、ごめんなさい。品切れなのよ〜。」
「いつ入りますか。」
「予定は分からないの〜。」
隣町のショッピング街に行きました。
「ありません。」
「ありません。」
「取り扱ってないよ。」
「ないよ。」
「・・・・・・。」(そんなもんあるか、と言う仏頂面で無言。)
「品切れだなあ。」
「ここにはないよ。」
こんな調子で、小さい店も含めて十何店舗も回ったのですが、どこにも
ないのであります。
「ママ疲れたよ〜。」
「うう、帰ろうか。」もう遅いし月曜日は諦めて帰ることにしました。
翌日火曜日。
お昼はメルセデスと言う友達と食べることになっていたのですが、
その日みたい試合もあったことだし、メルセデスに会う前にTV BOXは
手に入らないかなあと思い始め、ヴァスコダガマショッピングセンター
なら大きいしあるだろう、と10時半頃メトロに乗りました。
最終駅オリエンテにつき、最初にWortenという大きな電気・オーディオ
ショップに行きます。
店員さんは親切でした。
「あのー、SPORTVを見るためのTV BOXはここで売ってますか。」
「ああ、ありますけど、顧客番号を持って来てますか。」
(げっ、そんなことケーブルTVの人言ってなかったじゃん〜)
「あの、買うのに顧客番号がいるのですか。」
「顧客番号がないと売れません。」
(げっ)「持って来てないんですけど・・・。 ちなみにこちらに在庫は
あるんですか。」
「ちょっと待って。見て来ますからね。」
そう言って倉庫に消えた彼は30秒もすると首を振りながら戻って
来ました。「ここ以外でも扱ってますよ。この下の階にあるSINGERに
行ってごらんなさい。」
「ありがとう。」
エスカレーターを下ってすぐのところにSINGERはありました。
SINGERの店員さんは親切でした。
「ケーブルTVでSPORTVを見るためのTV BOXは売っていますか。」
「ああ〜、ここでは品切れなんだ。でも、あそこにあるあのお店に
なら売ってるよ。たぶんね。」
彼の指さす先にはやはり大手電機ショップがありました。
そこにはメガネをかけた細いお兄さんが働いていました。
「あのー、ケーブルTVでSPORTVを見たいんですけど、TV BOXは
ここにありますか。」
「ああ、ありますよ。」
「買えばすぐに見られますか。今日の試合が見たいんです。」
「ああ、設置すれば見られますよ。」
「でも顧客番号がないと買えないって今聞いたんですけど。」
「顧客番号がなければ売れませんよ。」
「持ってくれば買えますか。」
「もちろん。」
「たくさんお店回ってやっとここで見つけたので、なくなるのが
心配なんですが、とっといて貰えます?」
「ウチはたくさんあるから大丈夫。」
時計を見るとまだメルセデスとの待ち合わせには多少時間が
あります。何だかここまで来たら引っ込みがつきません。
じゃあ、勢いで買おう!と思い、メトロでは間に合わないので
タクシーを拾いました。
家の住所を告げて、その後にすぐヴァスコダガマショッピング
センターに戻って下さい、と言ったら仏頂面のタクシーの運転手は
「行って戻るのはいいけど、保証金を置いていけ。あんたが戻って
来るって言う保証はないんだから。」
うわっ。
今まで家に立ち寄ってどこかへ、と言うのは何度かありましたが、
こんなこと言われるのは初めてです。気分が悪かったのですが、まあ
言っていることは分からないでもないし、もう急いでいたし仕方が
ないと思ってそのまま乗って、家に着いて運転手さんにお金を渡し、
家に飛び込んで顧客番号の書いてある請求書を慌ててつかんで
タクシーに戻ると、はたしてちゃんと待ってくれていました。
それからショッピングセンターに戻りました。メーターは1200esc.
「さっき1000esc.渡したから後200esc.ですね。」と言って200esc.を
渡すと(ポルトガルではタクシーにチップは払わなくてもOK。
感じのいい方だったりすると払いますが人それぞれです。)
「あと30esc.!」と叫んでいます。
払いました。
ああ・・・・。 何だか悲しい・・・・。
(と、その時は思ったのですが、実はこの週からタクシーの基本料金が
30esc.上がったので当然の要求だったのであります。
人間疑心暗鬼になってはいけませんね。反省反省。)
そのまま走って先ほどの大手電機ショップに戻ると、先ほどの細い
おに〜さんがいました。
「持って来ました、顧客番号。」
「ああ、じゃあ品物を出して来るね。」
奥のショーウィンドウの鍵を開けて、中からいよいよTV BOXが。
「これ買って、自分で家でセットすれば見られますよね。
今日の試合。」
「うん、見られますよ。」
彼はゴソゴソ、とレジの近くの引き出しを触っていましたが
ちっ、と舌を鳴らすと「ちょっとそのまま待っていて。」
と言って店を出て行ってしまいました。
待つこと5分。
戻って来た彼は・・・・。
「悪いんだけど、契約の紙がないんだ。」
「は。」
「ケーブルTVでSPORTVを見るための契約の用紙がない。
そこに顧客番号とか、いろいろ書き入れてケーブルTVに連絡
しなければならないんだけど、そのブランクの紙がないので。」
「は。じゃあどうしたらいいんですか。今買うことは出来ないん
ですか。」
「今は契約の紙がないので・・・。 方法としてはお客さんが、あなたの
知っている近所のケーブルTVの取り扱いをしているお店に行って
あるいはケーブルTVに行って、
その契約のブランクの紙を貰ってくれば・・・それで書き入れれば。
もしくは、違う日に来て下さい。」
「私がですか。」
「そうですよ。紙がないんですから。」
「じゃあ今買えないんですか。」
「売れません。紙がないんですから。」
「こちらのお店ではその契約の紙はいつ手に入るんですか。」
「分かりません。」
なんだと〜〜〜〜。(怒)
ひどいわ〜〜〜。何のためにタクシー飛ばして家まで行ったの〜。
「だって、さっき顧客番号があれば売れるって言ったじゃないですか。」
「でも契約の紙を切らしているからしょうがないでしょ。」
と彼は肩をすくめました。ああー。
大体なんで品物があるのに紙を切らしているのだ。
契約の紙って、要は例えば銀行に行けばお金をおろすための書き込み用紙。
携帯電話を買う時に契約するための書き込み用紙。
アレが店にないなんて考えられるか〜。
携帯を買う時に秋葉原のビッグカメラに行ったとして、
そしたら店に契約の紙がないからNTTドコモに行って貰って書き込んで
来いって言ってんのと同じだぞ〜。もうこんなお店来ないわ〜。
ぐったりしてそのままメルセデスとの昼食の待ち合わせ場所に向かい
ました。救いはその話をした時にメルセデスがいたく怒ってくれて
「まったく、そんなサービスなんて信じられない! 恥ずかしいと
思わないのかしら。」と慰めてくれたことであります。
ああ、こんな時はあの日本のきちんとした対応が懐かしい。
ここでは適当で楽チンな時もあるけど、がっくりすることもあります。
しかししつこい私は昼食の後もアモレイラスショッピングセンターに
向かいました。手に入らないとなるとますます欲しくなるのが人間の心理。
先ほどと同じ系列の大手電機ショップに入りました。
アモレイラスの電機ショップのおにいさんはとてもとても感じが良く、
「前の店では契約書の紙がないと言って売って貰えなかったんですが。」
と言うと
「ウチには品物も紙もいっぱいあるから大丈夫。ホラ。」
とニッコリと笑い契約の紙の束を見せてくれました。
それでも買い終わるまでは何だか安心出来なかったのですが、
契約終了してケーブルTVにお兄さんが確認の電話を入れ、
遂にTV BOXをゲット!
ああ、これを求めて昨日から旅に出ていたのよ〜。
やっと、やっと手に入ったわ〜。
さてアモレイラスのにっこりさわやかなお兄さん。
その最後の笑顔と応対で、それまでのもやもやした気持ちは少し相殺
されたのであります。お店における店員さんの応対というのは、大切だー。
その後、コトあるごとにSPORTVを見ております。
苦労して手にいれたんだから、活用しなくては。(貧乏性)
2000年4月28日現在、我がスポルティングはポルトから2ポイント離して首位。
このまま突っ切って優勝を目指すのよ〜〜〜!!
行けスポルティーング!!