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決戦の日 
5月6日土曜日。その日は待ちに待った決戦の日でした。
私の大好きなチーム・スポルティングはポルトから4ポイント離して
首位。スポルティングもポルトも残すところ2試合。
決戦の日は正念場。と言うのはこの試合に勝てばスポルティングは
19年間の悲願の優勝を果たすことが出来る、しかし試合の相手は
同じリスボンのベンフィカ(3位)で強い。
リスボン2大人気チームの激突・しかも優勝がかかってるとあり、
これはポルトガル国民最大の関心事。
その週のスポーツニュースはこの決戦の話題で持ちきりでした。
なんてったってスポルティングにとってはホームでの決戦・そして
優勝。これは負けられません。
毎週土曜日我が家はスーパーに買い出しに行きます。
この日もいつものように巨大ショッピングセンターコロンボに朝から
行き、コンチネンテというスーパーでお買い物。
(今日はスポルティングの優勝のお祝いだ?。)と思いながら買い物を
しているのでチームカラーの緑色のものが目につく目につく。
(ちなみにベンフィカは赤です。)
「CERVEJA - BENFICA・SPORTING」と言う値札が出ていたので見れば
ベンフィカとスポルティングのブランドのビールが同じところに山と
積まれているではありませんか。これは試合前に一つ乾杯だわ、と、
緑のほうの1ケースを手にとりカートに入れます。
あと、優勝のシャンパンと、それから夜はお料理しなくて済むように
お総菜を買ってしまおう、と、イカの豆煮込み料理や干しダラの
グラタン・ラザニアなどなんでもかんでもカートに投げ入れ、夜の
準備の第一段階終了。
さて第二段階です。
車を走らせアルバラーデに向かいました。
アルバラーデと言うのは、カンポグランデの地下鉄の駅の近くにある
スポルティングスタジアムのある場所のところで、お目当ては
スポルティンググッズを売っているお店(Loja Verde)でした。
アルバラーデに近づくに従い、だんだん周りの様子がお祭りムードに
包まれていくのが分かりました。あちこちに緑のマフラーをした人が
集い、簡易グッズ販売所には人だかり。この時11時です。
車を遠くに止めてスタジアムに近づくと、満面笑顔のスポルティング
ファンたちが何かしら緑のものを身につけて、あちこちでは歓声が
あがりすっかり優勝気分。
試合は夜8時からでしたが、スタジアムの周りは気の早い
スポルティンギスタたちでいっぱいです。
お店の中はやはりすごい人混みで、2つしかないレジには長蛇の
列が。皆それぞれ手に手にスポルティンググッズを持ち、熱気に
溢れています。これ、この店きっとこれまでで一番の売上になるに
違いない。もうお店の中に商品は余り残っていません。
それでも我が家はサッカーボールを二つと、乾杯用のオリジナル
コップと、マフラー2つ、それにダンナがスポルティングの
ユニフォームを買いました。背中にはチームのディフェンスの要、
アンドレ・クルシュの名前と背番号がばっちり。
「これを着て今日は応援するぞ?。」とダンナは大はりきり。
お店の中は優勝を信じたファンの一体感があり、まるで昔からの友達の
ようにたまたま横にいる人と話がはずみます。そこにいるだけで
何だか気持ちがいいのでした。去りがたい感じでありました。
家に帰り、ダンナも息子もスポルティングのユニフォームを着て、
ご近所に気合いを見せびらかしに行きました。私は祝杯の支度をしつつ
(と言っても買ってきたものを広げるだけ)TVを見ていましたが、
選挙の時どころの騒ぎではなく、どこのTVもその夜の大決戦のことを
報道していました。RTPでは映画のジュラシックパークを放送して
いたのですが5分置きくらいでアルバラーデの模様が1分ほど映るので
本気で映画を見ていた人がいたとしたらさぞかしご立腹だったことで
しょう。
さてダンナも息子も帰って来て、6時前から本格的に特集番組が始まり
ました。試合が始まったら食事もへったくれもないので、ちょっと早い
けど食べ物をつまみはじめ、シャンパンを開けます。
既に緑色一色で満員のスタジアムでは声高らかにスポルティング
コールが続き、それをバックにポルトガルの首相やら有名な政治家たちが
インタビューに答えています。
これはホントに国民的行事なんだ。
息子はソファの上でピョンピョン飛び跳ねながら、スポルティング
コールに合わせて叫び興奮していました。興奮しているのですぐTVの
前に行きたがり、「そこをどいてー!」と言われてばかりでちょっと
かわいそう。(^^;) なんだか私たちもドキドキとナーバスです。
さて私はスポルティングファンなのでついついスポルティング寄りに
書いてしまいますが、リスボンではベンフィカも強くベンフィカの
ファンも多いです。スポルティングよりも多いかも。
私の先生フランシスカは熱烈ベンフィカのファンで、友達のジョンは
スポルティングのファン。試合直前に二人から携帯でメールが来ました。
ジョンはEXPO跡地の巨大スクリーンで試合を見ると書いており、
フランシスカは「スポルティングが勝つとは信じがたいけど、もし
優勝したらいつどこでお祝いしようか。」と書いていました。
両方と4?5通短いメールを交換した頃、試合の時間となりました。
最後のフランシスカのメールには「最後に笑うのはベンフィカよ。」と。(^^;)
さあ試合が始まりそう・・・。
でもその頃から息子がぐずりはじめ、眠いと言い出しました。
おいおい?、折角の試合なのに寝ちゃうのう?。
でもそこは子供で、間もなくスヤスヤ眠り始めたので、まあ却って
落ち着いて試合見られるから・・・・いいか、と思いつつ寝室に連れて
行き・・・・、よし! これで気合い入れて応援するぞ!!!
(つづく)