ポルトガル・リスボンの生活 くりの家



メニュー
   
HOME ビバ!幼稚園 語学学校に行こう EH PA!ポルトガルサッカー!
ダンナギャラリー こんなポルトガル語 ポルトガルのお話 暮らし色々
ポルトガルの迷信 ポルトガル料理レシピ ここが美味しい!レストランわたしのオススメ
ポルトガル国内観光 Link ポルトガル基本情報 自己紹介

 とある日のレスタウラドーレス1  


 9月始めの土曜日。

ダンナは日本からのお客さんのご接待で出勤。

私は9時頃起きましたが、その日はレスタウラドーレスの郵便局の

2?3軒隣りにあるタバカリア(タバコ屋さんだけど、おみやげもの

とかも売っている)にTシャツを買いに行くことになっており、

支度をして出かけることにしました。

ねぼけまなこの息子は、起きるなり前日購入したスポルティングの

新しいユニフォームを着ると言って聞きません。

試合の日ならばともかく、スポルティングのユニフォームを普段の日に

着せて出かけるのは実は余り気が進みませんでした。

メトロで行くにしろ、タクシーで行くにしろ、このユニフォームを着て

出かけると言うことは「自分はスポルティンギスタだ。」と宣言している

ようなもの。

タクシーの運転手さんは50%以上の割合で(私の印象では)、

ベンフィキスタです。子供が好きな運転手さんならばまだ話題が持つの

ですが、スポルティングファンだと分かった途端大人げなく黙りこくる

人もたまにいるし、子供好きでいろいろからかってくれているうちに

何だかムキになる人もいるし(と言うのは息子がベンフィカやポルトを

こき下ろすからですが・・・。)、知られなければ知られない方がいいなあ、

と思っていました。一度優勝するかしないかの時に、息子がこの緑の

シマシマのユニフォームを着て歩いていたら、道路を走っていた車から

憎しみ?のこもった声で「ウォー!」と叫んで脅しをかけていた彼は

明らかなベンフィキスタ。

あの時は何だか恐かったわー。

でも、

「ぼくはスポルティングがすきなんだ。すきなチームのユニフォームを

 きてでかけるの、どうしていけないの。」と主張する息子に、

それはまあ、そうだわなあと納得して、結局ユニフォームを着せて

出かけることになりました。

 

 レスタウラドーレスの地下鉄の駅を出て、新聞屋さんで新聞を

買います。

「おっ、ボウズ、スポルティンギスタだなっ。チャンピオンだぞ、

 チャンピオン!」と新聞屋のおじさんが話しかけてきました。

息子も喜んで「ぼくはアンドレ・クルシュがすきなんだ。」と

答えています。暫くそこでホノボノとしたやりとりをした後、

タバカリアに移動。

郵便局の2?3軒となりにあるこのタバコ屋さんは、最近見つけた、

とてもキュートなポルトガルをモチーフにしたデザインのTシャツが

売っているところです。

お土産ものも売っていて、置いてある品物のメンテ状態もいいので、

一度行って気に入りました。(「わたしのオススメ」をご参照下さい)

 

 Tシャツを物色している間、息子はタバカリアのおばちゃんと

スポルティングの話で盛り上がっていました。親の分やら友達の

分やら、と7枚Tシャツを購入し、店を出ます。

「お天気いいねー。どこ行こうか。」と息子に聞くと、

「ママのいきたいところ。」と言うので、

じゃあチンチン電車でも乗ろうか、と思いマルティン・モニシュの

乗り場の方に向かいました。

途中、道ばたにたむろして座っているおじさんたちの一人が、

こちらを指さして大声で「見ろよ! 中国人のスポルティンギスタだぞ!」

と叫びます。

「ぼくはにほんじんだよー。」と息子が言うと、

「おおっ、日本人のスポルティンギスタか! こりゃいいや。

 スポールティング!」とスポルティングコールを始めました。

息子も応えて「スポールティング!」と叫ぶと、

違うおじさんが張り合って「ベンフィーカ!」。

暫し道端での応援合戦です。

「スポルティングはチャンピオンだぞ!」と最初に声をかけたおじさんが

嬉しそうに言って、息子の頭を撫でてくれました。

 

 結局チンチン電車乗り場は土曜日の午前中だからか、観光客もたくさん

おりとても混んでいたので、平日に出直すことにしました。

折角レスタウラドーレスに来ているから、暫く行っていない鶏の丸焼き

料理のレストラン、ボンジャルディンに行こう、と言うことになりました。

その行く道すがら、同じスポルティングのユニフォームを着た男の人が

頭を撫でていったり、向こうから来た黒人の人が

「おう、スポルティングはチャンピオンだな?。」とニッと笑って

親指をぐっと立てて、いろいろ話しかけて来たり・・・・。

ユニフォーム着て出たの、良かったんだな、と嬉しくなったひとときでした。

    
2000年?2001年のスポルティングのユニフォーム

(つづく)

 

 

 


←前へEH PA! ポルトガルサッカー!INDEX次へ→