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 ストレスな試合  


 ブラガに3-2で負けた。スペイン・レアルマドリッドには先制2点で

リードしていたのに後半追いつかれて引き分け。対アルヴェルカは

苦戦の末何とか1点リードで勝てるか、と思ったところ最後の最後の

1分で引き分け、続くドイツ・レヴァークーゼン戦は雨の中、

2点リードしながら最後は逆転負け。ジル・ヴィセント戦は何とか

勝ち、しかしロシア・スパルタック戦は負けた・・・・・。

ここのところの試合内容はスポルティングファンをがっかりさせる

ものばかり。街ではベンフィキスタの知り合い達が、嬉しそうに

「スポルティング負けたね。スポルティングなんて用なしだ。」と

言います。

(何言っとんじゃ。ベンフィカの成績はもっと悪いだろう。)

 

 で、9月30日。

この日は午後にイタリアのリーグでパルマとフィオレンティーナの

試合がSPORTVで中継され、興奮興奮。なんたってルイ・コスタと

ヌーノ・ゴメスのいるフィオレンティーナと、セルジオ・コンセイサオンの

いるパルマの戦いですもん。どっち応援していいか迷ってしまう。

気持ちとしては2部リーグで先日ハットトリックを決め目出度く

1部リーグに上がって来たヌーノ・ゴメスに点を入れて欲しいっ。

で、基本はフィオレンティーナを応援し、セルジオ・コンセイサオンが

シュートしそうな時は(パルマではなく)彼を応援しよう、と言う妙な

観戦の仕方をしました。結局2?2で引き分けたけど、試合としては

とても面白かった。パルマのホームだったので、最後の最後の

フリーキックで点が入った時、ホームの応援団は嬉しかったでしょう。

だって、負けそうな時の同点と勝ちそうな時の同点の感覚は

天と地の差だもんね。もう身に沁みて分かります。シクシク

だから逆に言えばフィオレンティーナの悔しさはまた格別なモノが

あっただろうな。でもヌーノ・ゴメスはよく頑張っていたし、2点目の

アシストは彼だったから、少しでも目立てて良かった。

頑張って一部リーグレギュラーを目指すんだ、ヌーノ・ゴメス!

んでもって、このゲームを見てますますセルジオ・コンセイサオン

が好きになってしまいました。

 

 さて、その夜のサルゲイロス戦。

その日は雨模様だったので、カッパ(もちろん緑色でスポルティングの

ロゴ入り)を3つに念のため傘も持ち、寒くなるだろうからと上着も

ちゃんと持って出かけました。この間購入したスポルティングの

スポーツバッグは大きいし入り口警備でチェック喰らうとやだな?、

と思っていましたが、まあすんなり入れました。日本では紙パックの

ジュースは持ち込みOKだと言う話を聞いていたので、持って

行ったのですが、「今すぐ飲みなさい。これを持っては入れない」と

言われて泣く泣く捨てました。

(だって試合中にトイレに行きたくなったら困る) 

いつもの、ゴールに近い席に行くと、いつもの老夫婦がいます。

挨拶をして座ると、息子の同級生のイネステイシェイラがやって来て

「あっちで私と一緒に見よう」と言うので送り出しました。

息子と一緒に見たいのは山々なのですが、息子にとっては同級生と

観戦した方が楽しいだろうし、イネスの席は試合全体がよりよく

見渡せる上のほうの席。私たちの席はどちらかと言うと低い位置に

あり、選手の顔がよく見える位置にあります。更には後ろの老夫婦の

白熱したやりとりや解説がとても面白いので、その席をとても気に

入っていたのでした。

 

 いつものように開始45分位前。シュマイケルが登場しました。

続いて審判が。審判が登場すると場内にピーピーと言う指笛が鳴り

ます。(^^;) 続いてサルゲイロスの選手たち。場内はたちまち

ものすごいブーイングに包まれます。そしてスポルティングの選手。

温かい拍手にてお迎え。悲しくもだらしない試合が多かったけど、

先週のリーグ戦はジル・ヴィセントに勝ったことだし、

今日も頑張ってくれー!

 

 観客席からはアイスクリーム売りが消え、代わりにチョコレート

売りのおじさんたちが「チョコレートだよー。」と言いながら売り

歩いています。(ケイジョアーダ、と言うお菓子は一年通して売る

みたい。)

 

 その日のメンツはなかなかいいメンツ。スターが揃っておりました。

興奮もしたしすごいイキオイで応援しました。だってゴールチャンスが

いっぱいあるんだもん。あんなにゴールチャンスがあるのに

どうして決まらないのっ。人間贅沢なもので、ゴールチャンスが

なければぼやき、ゴールチャンスがあるのに決まらなければぼやく。

やっぱサッカーは点が入ってくれなくちゃ?。

後ろに白熱老夫婦の解説があるのはとても楽しくまたお勉強にも

なります。そしてこの日は前に一見クールそうな、スーツ着た昔の

リンゴ・スター(古・・・)によく似た青年がいたのですが、彼は試合が

始まると同時に人が変わったように大声を張り上げて応援を

始めました。前後に激しく応援する人がいると否が応でもこっちも

盛り上がります。私の隣りの人がものすごいスラングを叫んでいるらしく、

リンゴ・スター兄ちゃんが(おおっ、そんなこと言っちゃうの?)みたいに

目をまるーくして時々そちらの方を見ています。

(後でフランシスカのレッスンで聞いてみたら相当ひどいフレーズ

らしい)

ああ、それにしても点入らないなあ・・・・。

我がチームはやっぱり前衛に元気のいい人が2人くらいいないとダメだあ。

ジョアン・ピントとかサ・ピントとか。

(ちなみにベトやルイ・ジョルジュも熱い熱い) 

アコスタは先週得点したけど、ゲームに出る確立が高いのに

精彩がないし。去年みたいに活躍せんかい!

 

 さて、突然場内がどよどよっとしてパチパチと拍手がわき起こったので、

見たら主審がゲーム中巻き込まれて倒れていました。(^^;)

さっきのブーイングといい、まあサッカーが好きでやっているのだろうけど、

審判って因果な商売だなあ。お気の毒。(キライだけど)

いやあ、しかしチャンスがあるある。チャンスがあるのに全然点が

入らないのはなぜ?。(T_T) 嘆いているうちに前半が終わってしまい、

観客席はまたまたため息に包まれます。

 

「だめだねえ。」と言うと前のリンゴ・スター兄ちゃんは

「いや、今日はこの前と違ってかなり押しているから大丈夫だ。」

と確信したように言いました。

う?ん、でもまだ0点だよ?。

後半が始まりました。

一度だけ、遠くにあるシュマイケルの守るゴールに危ういところで

サルゲイロスがシュートを決めそうになり、決めそうになり、決めそうに

なり、ああ?っ、危ないっ、あああっ、あっ、ふーう決まらなかったあ?、

良かった・・・・と言う場面がありました。もう、脅かさないで欲しいー。

早くスポルティング点入れてくれー、後半もチャンスいっぱいあるじゃないかっ。

 

 点が入らないのをぼやいていたら、雨がポツポツ降って来ました。

周りでもあわててゴソゴソとカッパを出して着込み始めます。

前のリンゴ・スター兄ちゃんは傘をさしました。

「ううっ、見えないー。」とダンナが叫びます。

傘で阻まれて試合が見えないのです。リンゴ・スター兄ちゃんが

ソレに気がつき、慌てて傘を閉じました。

「これ使って下さい。」とダンナが予備のカッパを出して、彼に着せた

その瞬間、周りがぶわっ、と立ち上がりました。

「ゴーーーーーローーォォォォォーーー!」

おおおっ、入ってる!

一瞬よそ見していたスキにアコスタがゴール決めてました。

おおっ、アコちゃん、よくやった!!

リンゴ・スター兄ちゃんは「ボア!ボア!」と叫び、後ろの老夫婦

は「ビバ!ビバ!」と声を張り上げています。

応援団はにわかに元気になり、皆で立ち上がりスポルティングの

応援歌を歌い始めました。

その後もゴールチャンスは多々。しかーし点は入らない。

これって、何て言うか別の意味でフラストレーションです。

ああ、1?0では不安なんだってば。

サッカーは最後まで分からないんだから。これでアルヴェルカ戦の

時みたいに最後の最後で引き分けてみそ。ファン激怒ですがな。

どうか追加点入れてっ。

 

 ああ、もうすぐ終わるなあー。点・・・・アルヴェルカの時みたいな

引き分け方はイヤだぞー、と思っていたその瞬間、また雨がポツポツと

降り始めました。ダンナがね

「おっ、雨降ってきたからまた点入るかも。さっきもそうだったぞー。」

と言うので

「そんなうまく行かないよ。」

と言ったその瞬間、サ・ピントからセーザー・プラテスにパス、

そしてアコスタへ・・・・。 入った!!!!

「ゴォーーーーーーーーロォォォーーーーー! アコーシュター!」

場内アナウンスが鳴り響き、私たちスポルティングファンも勝ちを確信! 

おおっ、今日は勝てるぞ?、勝てる勝てるっっ。

それから一分もしないうちに終了のホイッスル。

スポルティンギスタ達は総立ちになり、試合後の選手たちに拍手を

送ります。ああ、勝ったあー。勝った勝ったあーーー。

イネステイシェイラの席に息子を迎えに行くと、息子もイネスも大

喜びで、イネステイシェイラのママはずっと拍手しつづけていました。

「きょうはさいこうのジョゴ(ゲーム)だったよー。」と浮かれまく

りスポルティングの応援歌を歌って踊る息子の頭を、皆がニコニコと

通りがけに撫でてくれます。勝っているから皆ハッピー。気分良く

いつものようにレストランに行きひとしきり会話をした後、、家に

帰り録っておいたビデオでおさらい。しかしホントにチャンスたくさん

あるのに、何て点が入らないゲームなの。勝ったから良かったけど・・・・

もちろん勝つことが大切なんだけど・・・・なんか欲求不満が残るなあ。

ありゃあー、後半のあの点取られそうで危なかったとこ、ホントに

危ないよー、点入らなくて良かったなあ。かろうじて難を逃れた

シュマイケルが舌をペロペロさせて反省しているのがちょっと

可愛かったりして。でもさ、シュマイケルはやっぱり吠えてくんなくちゃね。

シュマイケルらしくないよ。

 

 ああ、それにしても勝って良かった。今のところポルトが首位、

ブラガが2位、我がスポルティングは3位と各1ポイント差! まもなく

ホームで対ポルト戦があるけど、絶対に負けられないぞ!

 

  


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