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グローリア!対ポーランド戦1
信じられない負け方をしたあの日から5日目。
この日6月10日はポルトガルの第二戦対ポーランド戦の日。
TVでは前日の日本の対ロシア戦の勝利の余韻、いや余韻なんて生易しいものではなく、
まだ試合終了直後のように画面は青一色のお祭り騒ぎ。
そりゃ、そうだよね。ロシアに勝ったんだもんなあ。
これで一勝一分であとはチュニジア戦。
グループトップだから希望の光もキラキラだろうし。私も昨日見ている時は興奮したぞ。
息子は意気揚揚とブルーの中田のレプリカユニフォームを着て学校に出かけて行きました。
TVでは敗戦したモスクワの街並みが映っていました。
ひゃー、暴動が起きてるよ。
アナウンサーがモスクワ在住の日本人が狙われてるって言ってる・・・・。
「こえ〜。俺来月出張なんだよ、ロシアに。」
「えっ、そうなの?」
「うん。日本人が狙われてるって、いやだなあ。」
「でも来月になったら、おさまっているんでない?」
「そうだといいけどねえ・・・・」
日本ではフーリガン怖い怖いと連日報道されていたけど、いざワールドカップが
始まってみると外国人より日本人の方が酷いなあ。
始まる前から大騒ぎして外国人お断りなんて貼り紙している失礼なお店や
入り口全面ベニヤ板を打ち付けて入れないようにしている刃物店なんかがあったけど、
いろいろ破壊していて大騒ぎしているの、結局日本人じゃん。
マナーちゃんとして欲しいもんです。
本来なら3戦とも楽勝で予選通過と思っていたけれど、一時は3−0にまで
引き離されたアメリカ戦を考えるとそんな楽観視はしてられません。
あの日もあの翌日もポルトガルサッカーが好きと言う人たちから『大ショック』の
メールが来る来る・・・・一様に『でも次は頑張りましょう!』って書いて結んであるんだけど・・・・
この間の試合を見たら不安にもなります。
おまけに、前日こんなニュースが飛び込んで来ました。
**********************
ポルトガル 次戦の審判団にショック
米国戦を2—3で落としたポルトガル。絶対に負けられない10日のポーランド戦の
審判団発表にソウル・陸士球場で調整していたチームに衝撃が走った。
2000年欧州選手権準決勝のフランス戦は延長後半にハンドを取られてPKによるVゴール負け。
故意かどうかの物議を呼んだ当時の審判団から2人も入ったのだ。
シャビエルのハンドをCKと判断した主審の判定を覆したスラムカ線審が同じ線審。
第4の審判としてポルトガル選手3人の出場停止を進言するリポートを書いたダラス氏が
主審に選ばれた。
チームのフレイタス広報は「この人選には驚いた」とあんぐり。
しかし、ルイ・コスタが「この状況を変えるためにわれわれはもっと冷静になるべきだ」
と言うように選手たちはすぐに気を取り直していた。
***********************
まじですかーー!?
あの最悪のEURO2000のフランス戦の最悪の審判団から2人も入るわけ?
またまた何か陰謀が陰で働いているんでないのーーー?
すごくいやーな予感・・・・・。
TV観戦の友ビールを買いに行こう、冷蔵庫も空っぽだしー、と思いながら
気晴らしも兼ねて買い物に出ました。
お天気は上々。自転車に乗って近所のスーパーに出かけ、ふとお財布の中身を
確認したら千円札が2枚しかない。
これじゃー酒は買えないな、と思って銀行に移動、さあお金をおろそうと思ったら、
あれえ〜?キャッシュカードがないよ!
そーだそう言えば、先週ダンナが「金ないからカード持ってくぞー」って言ってカード持っていったっけ。
あのままダンナのお財布に入ってるんだわ。もー。買い物できないじゃんっ。
仕方なくスゴスゴと生活の必須アイテム・トイレットペーパーだけ買って家に戻りました。
この日は午後3時半から同グループのアメリカ−韓国戦。
サッカー通の友人は
「ここはアメリカに勝って貰って、アメリカ一位ポルトガル二位で抜けるのが理想。」
と言うのだけれど、私の心は複雑。
だって、このグループでは本当は韓国とポルトガルに抜けて欲しかったんだもの。
なんたって韓国はホームだし、韓国サッカーには全然馴染みがないけど
韓国そのものは昔から思い入れのある国だし、ネット上の知り合い&お友達には
韓国サッカーファンがすごーく多い。
それに、ここでアメリカが勝っちゃったら、予選最終戦の第三戦は大変なことになっちゃう。
ホームで必死の、ポルトガル韓国大激突!?
真っ赤っかの韓国スタジアムにて凄いブーイングとプレッシャーの中戦うことになっちゃうのだ。
状況が少しでも和らいでくれる為には、韓国がアメリカに勝って、
抜けやすい位置にいてくれないと・・・・。
でもポルトガルのことだけを考えれば、アメリカが勝ってイチ抜けた方が・・・
とかいろんなことを考えて頭がゴチョゴチョ。
試合が始まって、見ていたら韓国はスピードがあるなあ。
この間あんなにポルトガルが手こずっていたアメリカが押されてるよ。
ゴールの前に何度も攻め込んでる!
うわっ、倒れた韓国の選手が血みどろじゃん! あんなに血出てて大丈夫なの?
手当ての為外に出て、韓国側が10人になっている間に・・・・・
うわあ、アメリカ、点入っちゃったよ〜。
1−0!
それまで一気に押せ押せムードだった韓国のペースがガタッと崩れました。
でもって前半韓国無得点のまま1−0で後半へ。
アン・ジョンファンが55分のところで入ってからまた韓国のペースが上がって、何度も攻め込んでます。
そして78分、アン・ジョンファンのゴーーーーーール!
おおっ、あれはなに? ショートトラックのパフォーマンスかあ。おもしろい〜!
でも結局そこからは攻めても攻めても入らずに・・・・引き分けたあ。
ひ、引き分けー!? 最悪のパターンだわ・・・・。
息子がプールから帰って来て「ポルトガルのユニフォームをきる」と言い出しました。
うん、私も気合を入れてポルトガルのユニを着ようっと。折角買ったんだし。
TVの上には3日前に衝動買いしたクマの小さなぬいぐるみを置きました。
鼻の部分がポルトガルの国旗になっているのです。
日本の国旗の鼻がズラズラ並ぶ中、たった一個だけあったもの。どうかお守りになってちょうだい。
6時になりTVではチュニジア−ベルギー戦が始まりました。
息子がお腹が空いたと言うので息子にはもう先に食べさせることに。
そこにダンナから電話が。
「ちょっとー、この間キャッシュカード持っていったまま、お財布に返してなかったでしょう。
私今日買い物に行ったけど、お財布の中にお金が少ししかないからおろそうとしたら、
カードもないんだもん。結局買い物出来なかったんだからー。」
「ごめんごめん、今から帰るけどなんか買ってく?」
「んー、ビールはあるけど、わたし用のワインを一本買って来て貰おうかな。」
「晩めしは?」
「今日はピザ!」←ひどい(でも試合見たいわ。食事の支度や片付けしてたら見られないもん。)
「そっか〜、じゃあ俺帰るまで注文出来ないんだな。」
「うん、だってお金ないもん。」
「ちっきしょー、帰り際に皆が皆、俺に『今日負けたらもう駄目ですね』って言うからむかついたよ。
仕事あったけど帰って来ちゃった。」
と、ダンナがワインとビールを抱えて帰って来たのが7時半過ぎ。
私がいつも飲んでいる安ワインの他にいいワインが一本。
「あれ、Los Vascos(チリワイン)だー。」
「ポルトガルの試合は変なワインなんて飲みながら応援できない!
あー、でもこの間ワイン飲みながら見て負けちゃったからゲンが悪いかな。
最初はやっぱビールにしよう。」と言うダンナ。
ダンナー、あんたはこの間ICEPでSAGRESビールから始めて、次にワインにしたんだよ。
パターン同じじゃん?と思ったけど、まあそんなことはどうでもいいや。
そっこうピザ屋さんにピザを頼んだら
「すみません、今50分くらい時間かかっちゃいますが・・・できるだけ早く行くようにはしますが。」
とのこと。
「はい、わかりました。」と言いつつ
(試合開始前に持って来てよ〜、食べながら観戦したくないし〜)などと思っていました。
それにしても、ピザ屋さん混んでるのね。みんなやっぱワールドカップ見ているのかしら?
「くそおー、緊張するなあ。」
「うんー、この間の試合見ちゃったからねー。それに今日、ルイ・コスタ出ないらしいよ。」
「えっ? なんで? どこ情報?」
「なんでって言われても・・・・調子悪いのかな。友達情報だけど。」
「げええ、ルイ・コスタ出ないのかあ!」
「フィーゴも調子悪いし・・・・やっぱり心配—。」
「ポルトガルはかつんでしょ。」と息子が聞きます。
「いやあ〜、この間の試合を見ちゃうとなー、ダメかも・・・・。」と私が言ったら、
息子は目を大きく見開いて、
「そんなことないよ。あきらめないんだよ。まけるなんてとんでもない。ゆうきを出せばかつよ!」
ですって。
ふーっと力が抜けました。さすが『キャプテン翼』を見ているだけのことはある!
そーよね。今からこんな気分でどうする。勇気を出さなくちゃね、ポルトガルがんばれ!
「ちょっと暑いなー。」
「エアコン入れる?」
「いや、窓開けて。風気持ちいいから。」
ベルギー・チュニジア戦は1−1で引き分けて終了。
いよいよポルトガル−ポーランド戦の始まり。
画面ではポルトガルの紹介が始まりました。
最初に先日の悲惨な対アメリカ戦でボロボロにやられているところからスタート。
悲壮感溢れる音楽がバックに流れ、焦りと苛立ちの表情の選手たちが映りました・・・・
何もこんな映像から流さなくても。(涙)
「あれえ、シャビエル英語話してるね。」
「あらホントだ。まあイングランドのクラブにいるものね。」
シャビエル、セルジオ・コンセイサオン、ルイ・コスタがこの間の試合とフィーゴについて
語っている映像からポーランドの紹介、そして、今日のメンバーの発表。
スタジアムが画面に映し出されて・・・・。
「うわっ、雨降ってるよ!?」
「ホントだ!」
ずぶぬれの選手たちが映りました。
ふと、この間のレアルと日本代表の、悲惨にボールは走らないわ選手はずるずる滑ってるわで
散々だった試合の場面が浮かんで来た・・・・ぶるぶる、あそこまでならないよね?
メンバーは、バイーア、フレシャウ、F・コウト、J・コスタ、ルイ・ジョルジュ、
セルジオ・コンセイサオン、プティ、パウロ・ベント、フィーゴ、パウレッタ、J・ピント・・・・
やっぱり、スターティングメンバーにはルイ・コスタはいないや。
うわ〜それにしてもすごい雨。大丈夫かなあ。
「あの、オリサデベってのがやばいんだろー。」
「でも、韓国戦の時もあんまりパッとしなかったよ?」
「そうだよなあ。」
「それより審判がねー。あのフランス戦の時の審判が2人も入ってるなんて・・・・」
「Guarda-Redes(GK)ってやっぱバイーアなのかー。うーん。」
私たちのまわりを息子が『ポルトガルがんばれ!1ばんだ!フィーゴがんばれ!』と書いた紙を
掲げながら、フレッフレッポルトガールと言って走り回っています。
「ここに座って見てくれー。TV見えないから。」とダンナが言いました。
ポルトガル国歌が流れて、選手の歌声が聞こえます。
あらパウレッタが貧乏ゆすりしてる。(寒いのかしら?)
まもなくキックオフ!
(つづく)