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対韓国戦・真っ赤なスタジアム3
ハーフタイムの間、前半のハイライトシーンが流れます。
J・ピントの退場・・・・。
ああ、それにしても、酷い審判だー。
ここが韓国でなくて日本だったら良かったのに。
それで、相手が韓国でなければ良かったのに。
そしたら、こんな酷い環境でないのに。
ポルトガル、イライラしてるけど、後半はどうするんだろう。
ルイ・コスタとか入れて来ないんだろうか。
ベトも一枚イエロー喰らっているし、大丈夫かなあ。血の気多いのよね、ベト。
10人ね、10人・・・・あー、ジョアンピントぉー、なんであんなタックルを・・・・。シクシク
ボール支持率はフィフティ・フィフティか・・・・・。
後半が始まります。
メンバーは前半と交代なし。
ルイ・コスタは出ないの?
ホイッスルが鳴り、後半が始まりました。
始まるなり、フィーゴのファウル。
スローモーションを見ると足がかかっていて微妙。
うう、気をつけてよーーーと、思っていたその瞬間にポルトガルゴール前で
ソル・ギヒョンがヘディングーーーーー!
ボールはゴール右ポストの横を抜けて行きました。
ああああ、入らなかった、良かった。
48分、また韓国側のユ・サンチョルによるゴールチャンス!
ああ、危ないよ・・・・。
攻めてくれー。カウンターアタックをしてくれー。頼むよう。
49分、韓国のスローインからボールがパスでまわる、まわる、ソル・ギヒョン、
アン・ジョンファン、そして、左コーナーぎりぎりのところからゴール前にパス、
・・・・・ユ・サンチョルがいるっっっ!
あーーーーーーっ。
声になりません。またボールはゴール右ポストの横を抜けたぁ。
「危ねーよー。何やってんだよー、ポルトガルー!」ダンナが怒っています。
テーハミングッ! ババン・ババン・バン! テーハミングッ! ババン・ババン・バン!
大韓民国コールが更に大きくなりました。
51分にプティが韓国ゴールにロングシュートをしますが、ダメ。弱い。
そしてまた韓国のシュート! キム・ナミル。
このゲーム、韓国が押しています。
人数が1人少ないのは、本当に厳しいと思う。
でも、このゲームは落としちゃダメなんだよ。少なくとも引き分けなきゃ。
勝ちに行ってよ、ポルトガル。お願い。
ああ、セルジオ・コンセイサオンが倒されて蹴られてる。
なんで審判は何も言わないのよ!
ボールを前に出したくても、ポルトガルは出せずにいる。
ああもうっ、なんでーーー!
あっ、今度はソル・ギヒョンの、プティへのタックル!
「ジョアン・ピントと同じようなタックルでしょー。足首挟んでるよ。レッドだせよ、審判。」
Nさんがため息をついて言いました。
しかし、ソル・ギヒョンにはイエローカードのみ。
「ちっくしょー。なんでジョアン・ピントはレッドなのに。」とダンナ。
その後、フィーゴがキム・テヨンのチェックで倒されるもノーファウル。
ゲームはそのまま続いています。
ポルトガル、攻めてよ。攻めてちょうだい。
点を取らないといけないんだよ?
でもポルトガルの選手は皆引いてしまっていました。
もっと、もっと前に出てよーーーー。
59分、またポルトガルが最終ラインでボールを回し始めました。
ゲームが動かない・・・・。
今回のワールドカップで今まで見てきた試合で、今日ほど我が家が静かな日はありません。
イコール、ポルトガルにチャンスが大変少ないと言うことです。
しかし、61分になってやっと、そのチャンスが来ました。
左からのフィーゴのコーナーキック。蹴ったボールは低くゴール前に飛んで・・・・・
「入れ、入ってくれっ!」
ダンナの叫びも空しく、ボールはクリアされてしまいます。
パウレッタの背中に当たって、いい方向に飛んだのに。
でも続いてまた今度は右コーナーのチャンス。
入れろ、入れてくれ!
あーっ、ゴール前のファウルを取られて、結局ゴールキック。
パウレッタは苦笑いをしながら首を振っています・・・・・。
『何で今のファウル取られたんだい?』って言う顔で。
ああ、韓国のが優勢だ。ポルトガルのゴールにまた攻め込みそう・・・・・
やだなあ、そう思っているところに、ポルトガルゴール側左サイドで、
ベトと韓国の選手がもつれて、韓国の選手が声をあげて吹っ飛びました。
えっ。
審判が胸に手を入れてイエローカードを出した!
「まずい。今日2枚目だ。」
「2枚目って・・・・。えっ。もう1人?」
慌ててパウレッタやプティが審判の元に走るけれども、全然取り合ってくれる様子もありません。
2枚目、出すの?
もう既に1枚、レッドが出ているのに。
こちらは、10人で戦っているのに。
普通こう言う時は、審判は注意程度にとどめてゲームを続行させるものではないの?
本当に出すの?
イエローが出たら、レッドカードになっちゃうよ!?
そして、審判はイエローに続けて、すぐさまレッドカードを出しました・・・・・。
スタジアムに響き渡る轟音のような大歓声。
呆然としているベト。
審判に走りより、しきりに説得しようとするフィーゴ。
でも、判定は覆りません。
画面ではスローで先ほどのベトのファウルが流れています。
足、引っかかってるのかなー、腿がちょびっと擦れたみたいだけど。
このスローで見てもよく分からないよ。
あーんな程度で、やけに勢い良く飛んでない?
おかしくない!?
おかしくない!?
「引っかかってても、あんな飛び方、シミュレーション取ったっておかしくない。
万が一ファウルだとしても、注意だけでしょ、普通、イエロー出すか?」Nさんが言いました。
「9人で戦えってか?」
EURO2000でもよく見慣れた場面が繰り広げられ(ポルトガルはいつもそうだ)、
暫しの混乱ののち、試合が再開しました。
ポルトガルがメンバーを入れ替えるらしい、とアナウンサーが言っています。
ジョルジュ・アンドラーデを入れて?、えっっっっ! パウレッタを下げるの!?
パウレッタを、下げちゃうの!? マジ?
守りに、入っちゃうんだ。
あと22分、守る積りなんだ。
それは、引き分けていけば、確かに2位で抜けられそうだけど・・・・。(涙)
ここで、ポーランドが追加点を入れて3−0になった、とアナウンサーが言いました。
ああ、これで多分、引き分ければ、2位で抜けられる。でも・・・・
そんな時、韓国が左コーナーキックのチャンス。
「ポルトガルは、負けてしまえば終わりです。」とアナウンサー。
うるさいよ、そんなの分かってるよ!
コーナーから出たボールを、フェルナンド・コウトがクリア。
しかしそのクリアしたボールが再び左サイドにいた韓国の選手へ、そして逆サイドの韓国の選手へ。
「やめてくれっ!」ダンナが叫んで・・・
パク・チソンが胸でトラップしたボールをゴールに蹴りいれた!
「シュートーーーーーーーーーーーーーーーーーォォォ!!!」
「!」
アナウンサーが絶叫してる。「パク・チソン!」
白いユニフォームの韓国の選手が走り回って、走り回って、抱き合ってる。
ダンゴのように、かたまって、抱き合ってる。
真っ赤な真っ赤なスタジアムで、韓国サポーター全員が跳ねて手を振ってる。
スローで、今のゴールシーンがゆっくりゆっくり流れました。
ゴール右、飛んで来たボールをパク・チソンが胸でトラップ、切り返したボールは
コンセイサオンの背中に僅かにあたって落ちて、それを左足でシュート・・・・・・。
バイーアは、止められなかった。
止められなかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
(つづく)