| HOME | ビバ!幼稚園 | 語学学校に行こう | EH PA!ポルトガルサッカー! |
| ダンナギャラリー | こんなポルトガル語 | ポルトガルのお話 | 暮らし色々 |
| ポルトガルの迷信 | ポルトガル料理レシピ | ここが美味しい!レストラン | わたしのオススメ |
| ポルトガル国内観光 | Link | ポルトガル基本情報 | 自己紹介 |
ポルトガル探しの旅16 モンサントのポウザーダ
行く途中でヤギの放牧を発見して興奮。何たって可愛いのが首?につけたカラコロと言う鈴の音。
「ホントに何もないところだなあ。」
「あなたの同僚の彼女の好きなところって、基本的にこういう、
人里離れたところなんでないの〜。」
「あり得るなあ・・・。」
まさに自然以外は何もない、生活するには車がないと不便そうな
ところでした。ポウザーダ表示に従い進むと、正面にある山に
少し家々が見えたので「あそこかな?」と思いつつ山を登ると
そこがモンサントのポウザーダでした。
到着は既に8時近く。とはいえまだ明るい。
辺り一面の景色はやはり自然〜〜〜っってな感じで美しいです。
「いいけど・・・・マルヴァオンでも見たなあ、こういう景色。」と
ダンナがぼそっと言います。
駐車場所がよく分からないのでその辺にいたおばちゃんに聞いたら、
「ここから上はもう車止める場所ないよ。あっち側に止めなさい。」と
指さして親切に教えてくれました。
モンサントには痩せた猫がたくさんいました。
(私は猫が大好きなので、嬉しかった。)
レセプションの若い女性はニコニコと感じがよく、第一印象はGOOD。
一見小さいポウザーダのようでしたが、チェックインを済ませて、
階段をのぼるその途中には可愛いヤギや栗の置物があり、いい雰囲気
です。落ち着いたその部屋は思ったよりもずっと広くてキレイでした。
手作りらしきクッキーやキャンディが置いてあって、気配りが
うかがえます。
ポウザーダはマルヴァオンで少しイメージ落ちしていたのだけれど、
やっぱりポウザーダによるのかな?
食事の予約は8時に入れていましたが、ちょうど夕暮れ時で景色も
美しかったし、8時半まで外にいていいですか、と受付に聞いたら
「食事は10時で終わりですから、その時間さえ気を付けて頂けたら
いいですよ。」とのことでした。
外を軽く散歩します。
裏手にある道をのぼり「Grutas」の表示があったので入るとそこは
とっても小さな洞窟でした。上り坂をダンナと息子はヒョイヒョイ
登るのですが、何だかとっても疲れていた私は「ひ〜、まだあるの〜。」
とこぼしつつ、ビデオカメラとデジカメ下げて後を追います。
はあはあはあはあはあはあはあはあ。
カステロ跡や切り立った岩の景観は見事。
途中、カランコロンという鈴の音が聞こえたので見てみれば、
そこにはヤギさんたちが3匹もいました。
メエエ〜、と鳴いています。
可愛い〜、と思って見ていたら、そのうち2匹が交尾を始めました。(^^;)
「おっ、やってるぞやってるぞ。」
「やだあ〜。」
「なあに?」息子はキョトンとしています。
「なんでもなーい。あっち行こ。」
それにしてもモンサントは猫が多い。
ヤギも多いけど猫も多い。
あちこちで見かけます。
8時半にポウザーダに戻り、レストランに向かいました。
レストランの女の子、2人いるうち1人は息子を見るやニコニコ
して話しかけて来ます。
息子がポルトガル語でたくさん話し始めたので、ちょっと驚いた
様子でしたが、それからはすっかり打ち解けて話し始めました。
子供向けメニューもあって、息子はすっかりご満悦。
「ぼくはー、アンブルゲール。(ハンバーグ)」
「はいはい。」
私はArroz de Marisco(海鮮リゾット)、
ダンナは「んー、何にしようかな。」と迷った末、
「ヤギ、モンサント風にしよう。」とニヤリ。
おお、さっき可愛らしいヤギを見たばかりなのに〜、なんと。(^^;)
ポルトガルの人の中には「日本人は何でも食べる。」
「猫まで食べるらしい。」なんて言う人もいたりします。
どうも鯨食べるって言うイメージが強いのと、中国と
ごっちゃになっているって言うのもあるのだけど・・・。
「主に牛と豚と鶏ばかり食べてますよ。」って言うと結構
驚かれます。
こっちの人は豚の耳やら牛の手やら、アヒルやら
ウサギやらダチョウだって食べちゃうから、食材範囲では
日本よりも広い気がします。
レストランの女の子が、他のお客さんへの給仕の合間を
見つけては、息子をからかいに来ます。
息子はすっかり喜んで、彼女がやって来るのを待つように
なりました。
もう一人のレストランの女の子は、こちらがポルトガル語で
話しかけているのに英語で返事をします。日本人の私たちが
ポルトガル語で話して、ポルトガル人の彼女が英語で返答する、
と言う変な会話が続きました。
「なんでポルトガル語で話しているのに英語で返すかな〜。
こっちの発音が悪いのかもだけどさ〜、通じているから
返事してるんだろ〜。感じ悪いぞ〜。」
でもこういう場面って実はよくあるのです。
この話をすると旅行とは全然関係ない話で長くなってしまうので、
違う機会に書きますが、
「あの〜、申し訳ありませんが、私たち英語を話さないんです。」
と言うとその女の子はびっくりした顔をして
「ああ、ごめんなさい。」とポルトガル語を話し始めました。
Arroz de Mariscoはポウザーダのレストランにしては
値段がとても安かったので、きっと量が一般に比べて少ないの
ではないかな〜、と予測していましたがその通りでした。
味は薄目。
今回の旅行で思ったのですが、ポウザーダの食事の味は一般に
薄めです。ポルトガル料理はしょっぱいってイメージが強いの
ですが・・・。 外人の宿泊客も多い感じです。
息子は好物のハンバーグであるのに、隣りを見たら全然食べない。
なぜ?と思い一口食べて分かりました。
味薄目どころではありません。
塩味ゼロなのです。(^^;)
こりゃあな〜、いくらなんでも美味しくないぞ〜、と思い
意を決して「塩ください。」と言いました。
先ほどの女の子がニコニコしながら塩を運んできて、その時に
息子に
「君にsurpresa(びっくりさせるもの)があるのよ。」
と言いました。息子の目がキラリと輝きます。
これは何かを貰える時の決まり文句だからです。(^^;)
暫くして彼女は子供用のジグゾーパズルと、小さな色鉛筆の
セットのついた塗り絵を持って来てくれました。
息子は大喜び。
「塗ったら見せてね。」
「うん、食べたら塗るね〜。」
「ちゃんと食べるのよ。」
「優しい人だったね〜。」
「子供の扱い慣れてるよなあ。」
部屋に戻ると息子はイソイソと塗り絵を始めました。
ダンナは日課の絵日記書き。
私は部屋の小さなワインを一本あけて、モンサントの夜は
更けていきます・・・。
モンサントにはヤギがたくさんいた〜メエエ(って、これは羊ですが)。(つづく)