ベトナム案内トップ
ミトー一日観光記

ベトナム観光案内所

旅行基礎知識
初めての旅行準備

お土産購入法

ベトナム料理の勧め

安全事情

ドンコイ通りの歩き方

ベトナム雑貨見て歩き

サイゴンの市場

観光コース

子連れ旅

国内交通便利帳

南部観光案内
ホーチミン市のプロフィール

ホーチミン観光スポット

ホーチミンのカフェにて

ホーチミン観光便利リンク

ホーチミン一日観光記

ニャチャン観光案内

ダラット

ダラット旅行記

ファンティエット、ムイネ

ブンタウ

フーコック島とハティエン

メコンデルタ旅行記

中部観光案内
ベトナム中部、フエ,ダナン

フエ旅行記

チャム族の部落訪問

北部観光案内
ハノイ、ハロン湾

ハノイの施設

サパ

各省の観光地
北部の各省

中部の各省

南部の各省


ベトナム人の不思議

その2

その3

その4


ベトナム文化紀行

生活と文化
ベトナムに住む

結婚と結婚式

市民の生活

ハネムーン

テト正月

ベトナムの物語

生活の中の伝説

ベトナムコーヒー

工芸品デザイン

シルクの刺繍

漆工芸品

ドンホー版画

ベトナムの祭り

歴史概説
ベトナム歴史概説

チャンパ王国の歴史

中国支配の歴史

ベトナム王朝その一

ベトナム王朝その二

フランスの統治

ホーチミンと独立宣言

ベトナム戦争略史

歴史年表(古代史)

歴史年表(近代史)

陶磁器の歴史















■ミトー一日観光記


今回は、これからはじめてサイゴンへ行く人のために少しでも参考になればと考え、2001年8月初めに用事で短期間ベトナムへ行ったときに、サイゴンから行けるもっともポピュラーな観光地ミトーとサイゴン市内へ、お客さんを案内して周ったときの記録を掲載しました。

 メコン川はベトナムへ入って9つの支流に分かれて海へ流れ込みます。そしてサイゴンから最南端のカンボジアとの国境の町であるキエンザン省まで向かう国道1号線がメコン川を越えるときにわたる2つのフェリー乗り場のうちのひとつがミトーにあります。ミトーでのメコン川の川幅は3Kmと言われています。サイゴン市内からの距離は車で2時間の距離にあります。ミトーへの観光目的としては、その雄大なメコン川を見ることと、もうひとつは果物、魚、地酒などの食事を楽しむことにあります。

 さて、私がミトーへ向かったのは8月3日の早朝でした。車は私の義理の兄がサイゴンツーリストに勤めているので、彼に手配をしてもらいました。一般の方でも、ホテルのレセプションで頼めば、翌日には車の手配ができます(もちろん車はドライバー付で、30〜50ドルくらいと思います)。または、日本で手配しておいてもよいと思います。さて私と通訳とお客さんとドライバーが乗った古いホンダアコードがサイゴン市内を出発したのは朝8時30分でした。

 通常はチョロン(中華街)を超えるルートで市内を抜けるのですが、この日は渋滞が予想されたので、サイゴン港を抜け、市内の南側ルートをとおりました。久しぶりにきたトントァンの輸出工業区域は非常にきれいに整備されていました。そしてそこから国道1号線までの道沿いには街路樹まで植えられており、ここが本当にあのサイゴンなのかと驚くほどでした。ところで、南地区のど真ん中に宙返りコースターが見えたのには驚きました。さっさく通訳に聞いてみると、日本の企業が出資してできた遊園地とのこと。サイゴンにあるのは台湾出資のダムセン公園くらいしかないのだから、これは新しい遊び場所としてはやるかもしれないと期待しています。

 ミトーへ行く道すがら、白いプラスチックの容器に液体を入れて棚に並べ、道沿いに展示している光景を目にすることが増えてきました。初めはいつものガソリン販売だろうと思って気にもとめなかったのですが、こんなにたくさんの頻度で、ガソリンを売っているわけはありません。さっそく通訳にきいたところ、それは米で作っている焼酎を販売しているのだそうです。ミトーの焼酎は名物なのだそうです。私はこの道を何十回と通ってきましたが、そんな話を聞いたのは初めてでした。そうかなるほど、仕事で通過する道と、今日のように観光目的で通るのとではぜんぜん目のつけ方が違うのだということがわかりました。新鮮な目を持って見ることは大切です。

 ミトーへは順調に2時間でつきました。ミトーの看板をつけた門をくぐって市内へ入ると、川沿いにいくつかの旅行社が並んでいます。メコン川クルージングの旅行社です。そのうちの一軒に入ってクルーズの手続きをします。通訳を含めて3人の料金が、約3時間のクルージングで、50万ドン(約4千円)でした。

 桟橋に並んだ小船に乗ってメコン川めぐりはスタートします。日本語のできるガイドと船頭さんとお手伝いの少女が一緒に乗り込みます。サイゴン川で乗ったいんちき観光船では、ビールや食べ物も一緒にのせて、やたらとすすめられましたが、ここではそんなことはありません。ガイドさんのあやしい日本語でメコン川の説明をしてくれます。「ここには4つの島が在ります。タイソン島、フーン島、ロン島、クイ島です。これから向かうフーン島には椰子の木教団の寺があります。」などと説明します。

 ここメコン川では、ナマズの養殖が盛んに行われていました。川にいかだを浮かべて、その上に家を作り、そこに住みながらナマズの世話をするのです。中型の船を持つ人は月に一度海まで下って長期間漁をして帰ります。そして港についてすぐに市場に売り出します。彼らは1年中船の上で生活をしているのです。岸にすんでいる人は小船で川魚を取ります。彼らは川の中にクイを打って網を仕掛けます。メコン川の魚も市場で良く売れるのです。

 初めにおとずれた場所は椰子教団のあったフーン島でした。木で作られたあやうい桟橋をわたって島に上陸します。入り口の門の上に何やら鳥のような模様の飾りがあります。ガイドは「これは鳳凰です。珍しい鳥の形をしています。ぜひ写真を撮ってください。」などというのですが、なんだかカメラを向けるほどのものではないので、そのまま通りすぎました。
ベトナムでは我々日本人にとっては何でも無いのに、ベトナムにとってはすごく意味の在るものがあったり時々するのですが、この場合はそれほどでもないと思ったのです。しかしながら、島の中央に陶器の破片で作ったモザイクの飾り物がありました。これはベトナム独特の飾り付けで、こういうものはぜひカメラを向けなければなりません。椰子のみだけを食べて生きていたベトナム人のお坊さんの写真がその中に飾ってありました。ここの宗教はキリスト教ヒンズー教仏教などの混合したのもだそうで、島の中央には何やらわけのわからないモニュメントが林立していました。彼らが作ったロケット?も在りました。これはロケットのような形をした塔の上部に月の模型がついていて、下に地球の模型があり、その昔お坊さんが下の地球から上の月までロケットで飛び上がったそうです。ほんとに飛んでいる宗教だったようです。

 次の島はタイソン島でした。ここでは果物畑が名物です。果物のジャングルの中にこぎれいなレストハウスが作られていました。そこで、竜眼(りゅうがん)や成龍(たんろん)、ミニバナナ、ジャックフルーツなどをご馳走になりました。ベトナムの楽しみのひとつはこれらのおいしいフルーツです。私はフルーツは大好きでどんなものでも楽しめます。(ただしドリアンだけは別です)。それらのフルーツが木になっているところを直接見ながら食べられるのは楽しい限りです。ここのレストハウスではたくさんの日本人に会いました。少しでもベトナムを日本でポピュラーにしたいと考えている私にとってはうれしい限りです。このあたりまでくる日本人観光客はマナーもいい人ばかりでした。

 タイソン島では小船で運河を観光させてくれます。20分くらいの距離ですが、ニッパ椰子の生える運河を5人くらい乗れる小船にのって、15歳くらいの少女にこいでもらって観光するのです。大の大人が3人も乗っているのにそんな少女に船を漕がせては悪いなと感じつつ、それでもその風景の面白さに満足してしまうのでした。小船でメコン川まで出てくれるので、そのままもときた船に乗り換えて、ミトーの町まで帰ります。


 ミトーの町まで戻ると、大体2時ごろでかなり空腹になってきました。国道1号線からミトー市内へ入る交差点に一番人気のレストランがあります。私は数十回もお世話になっているのにその名前も覚えていません。しかしながら、私が像の耳の魚を食べたい!!というとどんな通訳でもその店へ連れていってくれます。(調べたらその店はTrung Luongという名でした。Tel.855441) その店へ行く目的は、あの食事はおいしかったけれども果たしてどれだけおいしかったのだろうか、ということを確かめるために行くに過ぎません。それだけその店の食事は美味いのです。
 でてきた魚のフライをライスペパーにのせて、スターフルーツとキューカンバー、サラダ菜をはさんでヌックマヌムをつけて食べる。一口にほおばると、汁が口いっぱいにしたたります。ああ、はるかにここまで来たんだ、という気持ちと一緒に、感動が胸の中を駆け巡ります。(ちょっと大げさです)

 レストランの川向こうに子供たちが私たちに手を振っています。知らず知らずのうちにカメラを向けてしまいました。

ミトーの旅はとりあえずここで終わりにします。このレストランからサイゴンまでは車で2時間の旅になります。

<ミトーのフォトツアーはこちらをクリックしてください>






文章&写真撮影 by Cafe Saigon web master.
Copyright (C) Cafe Sagon, all right reserved. since1999
リンクフリー:どのページへのリンクでもOK